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末寺の末事 98

 「当然、○○だ。」「○○ねばならない。」「○○べきだ。」など、主義・主張を持つことは否定しない。「なるほど」とは心にも思ってなくとも尊重はする。但し、それを僕や他者に求め強要するのなら、尊敬はしないでしょう。

 「当然の権利だし、当たり前の理屈だ。」「みんな、そうせねばならない。」「私は正しいことを言っている。だから、この私にではなく、この私の主義・主張の前には、皆がひれ伏さなければ気にくわない。」
 こんなの、みんな心のうちに各々秘めているのだから、求めても上手くいくワケない。子供でも解る。
 だから譲歩してみたり忖度してみたり、あの手この手でノラリクラリ、それなりに上手いことやろうとしてるんだよ、これでも。
 まぁね、上手くはいってないんだろうけど。

 兎に角、衝突するのはもう嫌なんだ。いや、正直に言えば、一方的に僕だけが、譲歩し忖度し続けるのが気持ち悪いんだよ。

to be continued



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