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「春日神社」参詣と二階町通り散策録【兵庫県・丹波篠山市】

春日神社かすがじんじゃは 丹波篠山の中心市街地に位置しており、地元では「おかすがさん」の愛称で親しまれています。平安時代に 奈良の「春日大社かすがたいしゃ」から 当時の篠山の丘に勧請(分霊を移して祀られた)されてできた神社でしたが、慶長14年(1609年)に篠山城築城のため、現在の地に遷移されました。境内には重文の「能楽殿のうがくでん」の他、絵馬殿えまでん内の「黒神馬くろしんめ」他は市の指定文化財となっています。境内へ続く参道入口は商店街の二階町にかいまち通り沿いにあり、この二階町通り篠山城跡までの通りは、多くの観光客で賑わう通りになっています。今回の記事は春日神社の参詣と二階町通り界隈の散策レポです。🙂



春日神社と二階町通り

春日神社かすがじんじゃは、奈良県にある「春日大社かすがたいしゃ」から分霊され、現在の兵庫県丹波篠山市に勧請かんじょうして(分霊を移して祀られた)できた神社です。平安時代(876年)に藤原基経ふじわらのもとつね時平ときひら親子により藤原氏の氏神である春日大社かすがたいしゃより分祀され、最初は笹山(現在の篠山城跡地)に勧請されたと言われています。その後、江戸時代(1609年)に篠山城築城のため、笹山から現在の地に遷されました。管轄した歴代藩主の信仰も厚く、多くの寄進がありました。境内には 国の重要文化財に指定された、当時西日本では唯一の能楽殿のうがくでん(能舞台)や丹波篠山市指定文化財の狩野尚信かのうなおのぶ作「黒神馬くろしゅんめ」が納められた絵馬殿えまでんがあります。春日神社は丹波篠山の中心市街地に所在しており、参道入口は市街地にある二階町にかいまち通り商店街に面しています。この二階町通り~篠山城跡へ続く通り界隈にはグルメ・スイーツのお店、土産店が集中しており 多くの観光客で賑わっています。🤓

春日神社へのアクセス

■ 電車をご利用の場合
 JR福知山線「篠山口駅」下車、
 神姫バスで約15分、「春日神社前」バス停下車
■ 自動車をご利用の場合
 舞鶴自動車道、「丹南篠山口インター」で降りて約10分。
※神社には、ご参拝者用の駐車場はありません。
 篠山城付近の「市営駐車場」をご利用ください。

丹波篠山 春日神社 公式HP/アクセスより抜粋

境内マップ

境内の案内図については 丹波篠山春日神社の公式HP/アクセス→境内案内に簡略化された「境内案内」があります。ざっくりとしたお堂の位置関係なら把握できると思います。🤔

境内案内


境内散策(二階町通り~蛭子神社~鳥居~随身門~天満社~翁像)

二階町通りから春日神社の参道への入口に入ります。🙂

「二階町通りから見える春日神社の眺め」
ゑびす神社えびすじんじゃ(蛭子/恵比寿表記もあり)/春日神社の鳥居の手前にあります。とりあえず参拝😌」
随身門ずいじんもん/門には当時の右大臣、左大臣の像が祀られています・・・🤔」
天満神社/境内で赤い鳥居があるのはここと愛宕神社だけ」
愛宕神社へ行く石段/後でまた来ます🫡」
翁之像能楽殿大修理完成記念とありますが、現在能楽殿は修理中です😓」


境内散策(本殿~皇大神宮~カツラの木~稲荷神社~水分神社)

本殿/江戸時代に丹波地方で活躍した彫物師一族の中井氏による多くの建築彫刻が施されており、2015年に国の登録有形文化財になりました😮」
皇大神宮/本堂の右側にある社です🤔」
カツラの木(皇大神宮のすぐ横)/樹高:25m、幹周:4.5m、樹齢:不明です😮』
稲荷神社(左)と水分神社(右)」


境内散策(八幡神社~日吉神社~八坂神社~愛宕神社)

一旦、本堂の前を通って、お堂の左側にあるに参詣します。🙂👉

「本堂側面の造り」
八幡神社
日吉神社(左)と八坂神社(右)」
愛宕神社へ続く石段」
愛宕神社の鳥居/景色がグー🫡」
愛宕神社あたごじんじゃ


境内散策(能楽殿~絵馬殿)

残念ながら、能楽殿は改修工事中でした。😑

能楽殿(改修工事中)」
「春日神社能舞台保存修理工事作業状況写真/他にも沢山貼っていました」
「今まさに工事中・・・と言った状態です😮」
「改修工事は~令和6年(来年)の3月までの予定です🙂」

こちらも春日神社の目玉、絵馬殿を見学します。

絵馬殿/」
「絵馬殿にある絵馬の解説」
「巴御前(左)と黒神馬(右)」
「黒神馬(左)と大盛彦七(右)」
絵馬殿にある絵馬全景1」
絵馬殿にある絵馬全景2」
絵馬殿にある絵馬全景3」

・・・春日神社の参詣録はここまで。


二階町通り散策(住友銀行篠山支店から東(尊寶寺まで)へ進むルート)

ここからは、丹波篠山市街のメインストリート;二階町通りにかいまちどおりの散策レポです。

二階町通り篠山城跡に続く通りの交差点(住友銀行篠山支店前付近)」
丹波篠山百景観/総合お土産店・小西のパン(3個600円)も置いてるよ!」
京丹波/お土産・ドライフルーツが安い!」
パンのプー小西もいいけど、ここの黒豆パンも白生地で黒豆たっぷり/3個で630円🤤」
ひいらぎや/蕎麦湯をすすりながらの黒豆ご飯が超美味いらしい・・・🤤」
豆畑/看板メニューの川北黒豆ロールケーキ1580円/一切400円は一食の価値あり!🤤」
恋々芋/焼き芋メニューが絶品!気軽に壺焼き芋250円/100gからどーぞ!🤤」
森本/お土産処・名物森本の焼栗600円と1000円は食べ歩きできます!🤤」
春日神社の鳥居に続く道」
OFF the record/うまいとうわさの丹波篠山バーガー1650円が食べたい!🤤」
丹波路ぷりん/23/7/29オープンの新しいお店。人気No.1は黒豆プリン450円!黒豆ゼリーとミルキープリンの2層構造がたまりません🤤」
うとちゃん黒豆珈琲と黒豆のわらび餅セットがバカ安の350円!・・・ご主人が道楽でやってる感じでした😊」
「純手焼おかき本舗/老舗の手焼きおかきのお店。ピリッ辛山椒おかきや黒豆おかきもあります!🤤」

ここから通りの名前が、二階町通りから青山通りに変わります。😮

丹波篠山市立歴史美術館/入館料:大人300円ですが、ここ、篠山城跡大書院青山歴史村デカンショ館武家屋敷安間家資料館の4館共通券:大人600円がお得です!🙂」
「明治時代の篠山裁判所の内部を改装してできた美術館。当時の法廷がそのまま残っていて自由に裁判ができます🙂」
だいじょうぶ屋/中にはいると易い駄菓子とか玩具がいっぱい。子供客が多くレジにはおばあさんがいました・・・これだけでもう懐かしい。🙂黒豆コーヒー200円」
ほろ酔い城下蔵/1797年創業の酒蔵。大吟醸笹の滴でキュッといきたいね😋」
アインコルン/手作りパン屋さん。えーここも黒豆パンの元祖なの?黒豆パン183円は小西のパンより若干お安いけどパンのプーより小西に近い味?🤤」
門前橋の柱」
門前橋/篠山川の支流黒岡川に架かっている橋です」
尊寶寺そんぽうじ/浄土真宗のお寺です😌」

・・・散策レポはここまでです。


感想

訪問したのは12月中旬くらい。実は今年二度目で、最初の訪問は本当にバタバタで春日神社では絵馬殿すら見物していませんでした。今回は多少余裕があったので、春日神社に加え、二階町通りの商店街もゆっくり散策できました。一応は「観光地」と言うものの、京都のように外国人観光客が溢れかえる程の混みようはなく、実にゆったりと散策することができました。特産のお土産もいぶし銀の黒豆。でもこの地味で素朴な味が丹波篠山の味なんですよね。一番のお気に入りは「栗入黒豆きんつば」です。🙂👍

最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌


まとめ

今回の春日神社境内参詣ルート
今回の二階町通り散策ルート


おまけ

春日神社 随身門にまつわる・・・

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