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GWが終わる

新しい学校に来て、初めてのGWが終わろうとしている。

昨年までと比べるとかなり忙しないGWになった。

今年度から軟式野球部の監督に就任したのだが、GW突入直前に遠方まで出かけて、大会に参加した。

参加校が3つしかない小さな県内大会だが、無事準優勝し、上位大会への出場をきめた。

僕はと言うと、中学以来の真面目な野球に体の衰えと現役の頃とのギャップを感じつつ、たった1ヶ月で戦術など仕込めるはずもなく、ただただ無策に近い状態で臨んだが、そんな状況のなか生徒たちが本当によくやったと思う。

遠征前から小さなハプニングは続いたが、まずまずの滑り出しと言ってもいいだろう。

さて、学校が変われば文化も変わるもので、1番驚いたのは、生徒との連絡手段で当たり前にLINEを使うことである。

前任校では考えられない(ことはないが選択肢としては下位であった)ことである。

生徒たちから時々個チャに連絡があるが、気になるのは彼らが休日に連絡してくるときも「お仕事中」とか「お忙しいところ」などという枕詞を使うことである。

それだけ世間では教員という仕事がブラックに見えているんだと感じる瞬間でもある。

それこそ勤める学校にもよるだろうが、基本的に休日に学校にいる教員は、強制的にとか必然的に出勤しているのではないと思っている。

中には絶対に休日出勤したくないから、遅くなってでも平日のうちに片付けるという教員もいるだろうが、逆に遅くなるのが嫌だから休日に仕事を回すという選択をとる人も一方でいる訳で。

世間が作り出した「教員はブラック」というパブリックイメージが先行し過ぎている感は否めないのではと思っている。

とはいえ、部活の顧問になれば休日はないし、授業を生贄にして遠征に行かないといけないし、休日なのに生徒の諸々の世話もしないといけないので、実際ブラック寄りではある。

だが、実態に即さないイメージが先行してはいないかと、ふと思った今日この頃である。

かく言う僕は、遠征が終わったあとにちゃんと実家に帰り、カラオケに行ったり、コナンの映画を見に行ったりと、ほどほどに休暇を楽しんだ。

明日からいつもの日常が再開する訳だが、五月病にならないようにぼちぼち煙を吐きながらお仕事に励むことにしよう。

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