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「疲労感は身体の危険信号」という話。

朝、ぼんやりと目が覚め、意識がはっきりとしてきたのに、身体が動かない。
全身を強い疲労感が纏い、集中力という機能が身体から抜け落ちてしまったように、頭にボヤがかかり続ける。

そんな経験をしたことはありませんか?
まさかとは思いますが、そんな時でも身体に鞭打ってPCに向かったりしていませんか?
やらなくてはいけないことに、追われてはいませんか?

はっきりと申し上げます。
肉体的・精神的両方の疲労感は、身体が限界を迎えている危険信号です。

水分が足りなければ喉が乾きます。栄養が足りなければお腹が減ります。愛情に飢えていれば承認を求めます。
身体にいつもと違う部分が見られる時、何かが不足しているのです。

では、疲労感を抱えている時は何が不足しているのでしょうか。
…答えは、あなたが思い浮かべたそのまま。”休息”です。

身体に鞭打って仕事をすることは、喉が渇いている時に麩菓子を口に詰めるようなものです。腹が減ったら飯を食う癖に、疲労感があっても日本人は休まない。不思議なものです。

とはいえ、今日は他の人に任せて自分は休む、なんて上手く立ち回るのは難しいですよね。責任を全うするのも大切なこと。

そんな時はせめて、以下の4点だけは守ってください。

◆8時間の睡眠を取る。
◆1日1食は自炊をする。
◆1日10分は散歩をする。
◆週に1回、自分が追われているTaskから離れる。

あなたの心と身体を守るために、めちゃくちゃ重要なことです。
本当は常に意識して欲しいですが、疲労感を感じた時はマストです。

自分を一番理解して、適切なタイミングで労れるのは自分だけです。休息は怠惰ではないので、自己管理を目的として上記を意識していただければと思います。

疲労感を危険信号と言いましたが、その最大の理由は「疲労感は意欲を下げ、義務感を上げる」ことにあります。

好きなことを仕事にされている人は特に、楽しくてのめり込んでしまうこともあるかと思います。やりたいことは納得するまでやればいいとは思いますが、疲労によって意欲が低下してくると、次第に義務感が勝ってきます。そうなると好きなことですら苦痛です。

上手に疲労感を抜いて上げることが、意欲を持続させる要因となり得ます。やりたいことを続けるためにも、休息は取った方がいいんですよね。


疲れ切った頭で良い仕事はできません。鬱々とした気持ちは、休まないと持続します。
気分が晴れないそんな時は、可能であれば思い切って休んでしまいましょう。

…ということで、私ちょいと仕事疲れがありますので、今日はこの辺で失礼いたします。
またご覧くださいませ。

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