ダイアリー23/01/23 推しがミュージカルを作りまして
ポルノグラフィティ新藤晴一作ミュージカル「ヴァグラント」始動!
朝起きたらこのニュースが飛び込んできまして。以前からミュージカルを作っているという話はまことしやかに聞いており、ポルノもミュージカルも好きな僕としては、期待と不安でこんなnoteも書いていたわけです。
情報公開まだかなと言うてる間に来ましたよ。情報解禁。解禁された情報をもとに思うところを。
その1制作
作曲も手掛けとるがな!!
いや作詞まではそうやろうなと思ってましたけども、さすがにミュージカル曲は普段作ってる曲とテイストが違うし、その道のプロが就くかなと思っていたのですが、そうですか、曲も作らはりましたか。
ちなみに各種メディアの記事によると、20曲くらい書き下ろしているとか。平均的な3時間弱の公演やとすると、20曲は特別多くもなく少なくもなく。1曲のボリュームが分かりませんが、多い作品は大小50曲くらいありますので、1曲当たりの聴きごたえもそれなりにあるでしょう。
個人的にはミュージカルの魅力の一つに「リプライズ(※)」があるので、そのあたりも楽しみ(※一度演奏した曲が後半に、歌詞やアレンジを変えて出てくる、ミュージカルの超エモい演出)。
脚本・演出はさすがにその道のプロがいらっしゃいますね。「フランケンシュタイン」の方ですね。
その2公演
大阪公演あるやないかーい!!(あーハッハッ)
唐突な髭男爵が舞い降りるくらいの衝撃。絶対ないと思っていましたよ…。絶対東京だけ、もしくはミュージカル名物・大阪飛ばしからの名古屋・福岡はやるよ!のムーブをされると思っていましたよ。関西拠点者としてはとてもありがたい。
しかも新歌舞伎座。さすがに梅田芸術劇場やフェスティバルホールまでのキャパはないですが、演歌コンサート以外でも「RENT」「モダン・ミリー」などのミュージカル、直近ではハガレンの舞台も予定されているような劇場です。
8・9月ということで、チケットは早い先行で3月とかですかね。秋は観たいミュージカル多いのでお早めにチケット情報お願いします(切実)。
その3キャスト
豪華やないかーい!(あーハッハッ)
思いの外というと失礼なんですけど、こんなキャストが揃うとは思ってませんでした。アミューズなめてました。すみませんでした。割と若めのメンツですね。個人的に水田くんと成実姉さんが嬉しいです。
しかも平間・廣野ペア、小南・山口ペアはそれぞれWキャストだそうです。晴一先生、Wキャストがいかにミュージカルファンを狂わせるかご存じやな?
これがプリンシパルキャストなのか、これで全キャストなのか分かりませんが、アンサンブルも大勢の豪華絢爛なグランドミュージカルという感じでは少なくともなさそうです。
え?マイフェアプリンス万里生ですか?9月はお忙しいご様子なので仕方ないですね。アナスタシアで会うので大丈夫です(チケット未)。
その4タイトル
出たよ、聞いたことのない単語。
直近のポルノのアルバムでも「ジルダ」という曲で「マグリオット」という登場人物が出てきて、ネット検索に出てこない元ネタで界隈を騒然とさせた晴一・新藤。
英語で「路上生活者」を意味する単語のようです。全国の学生さん、センター試験には出ない単語なので安心してください。あ、センターじゃなくて共通テストか。次のキャッチコピーに繋がりますが、「マレビト」の英訳とも解釈できますね。
その5キャッチコピー
マレビトて…!極楽て…!
タイトルと合わせて考えると、キャストが代わる代わる色んな役を演じて回していくタイプの舞台かしら。時代物というより現代的な雰囲気がありますね。小説・絵本的世界観は晴一先生のお得意とされるところですから、きっと1度観ただけでは解釈し尽くせない世界観なのだろう、というのがすでにビンビン伝わってくる。
ミュージカル作ってんねん、という話を聞いて「もし2.5次元だったらどうしよう」と思っていましたが、そうじゃなくて安心した(2.5ミュをけなしているわけではありません)。
その6ビジュアル
何しれっと晴一さんもセンターに鎮座してるのよ…!
もう1回言いますけど、何しれっと晴一さんがセンター飾ってるのよ…!
それはさておき、ワインレッドの衣装が目を惹く、シックな印象のビジュアル。廣野さんだけ衣装が紫ですが何か意味がある…?Wキャスじゃなければ狂言回しか?とか思ったのですが。
ビジュアル=舞台の衣装では必ずしもないのですが、こういう雰囲気は好きです。奥の平岡祐太めちゃくちゃイケメンやな(今更)。成実姉さんも、完全に二コラの印象を引っ張っていますが、やっぱり赤が似合います。
まとめ
いやあ、まいった。この規模のミュージカルとは思いませんでした。お見逸れしました。
インタビュー記事を見漁っていると、ロンドンの「メリー・ポピンズ」を観てミュージカルを作ろうと思ったという晴一先生。どう考えてもメリポピの世界と今回の情報が繋がりませんが、シックな印象のビジュアルと打って変わって、めちゃくちゃファンタジーなのかしら。ちなみに、僕が観たのは日本版ですが確かにメリポピはすごい。
ポルノ、ミュージカルの両方が好きな人間としては、好きと好きの合作のようなもので嬉しい限りな一方、だからこそ、「新藤晴一作」という色眼鏡はあえてなしで、ミュージカルとしてちゃんと観たいと改めて思いました。
どうしても話題性的に「ポルノの晴一が作った」というのは良い宣伝文句ですが、大事なのは「誰が作ったか」より「その作品が僕に何をもたらすか」なので。
とりあえずチケット確保をしたいので、次の情報解禁が待たれる。もう僕はパブロフのワンコですので、早くお願いします(血涙)。
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