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【旅レポ】私を待ってる国がある〜台湾ひとり旅〜

今年こそやりたいことの1つに挙げていた、海外ひとり旅。その行き先に選んだのは、お隣の島国・台湾

中国語どころか英語もまともにできない僕が、海外で無事に楽しめるのか。不安もありつつ、比較的親日で日本語も通じやすいと言われる台湾は、第一弾にふさわしい国でした。

海外自体は、過去に2度行ったことがありますが、1つは修学旅行、もう1つは旅好きな人が手配してくれた旅行ということで、計画から実行まですべてひとりで、というのは人生初。ツアーに申し込んでもいない。

そんなやや無謀な台湾旅行記、よければご高覧ください。


旅程

今回は平日に休みを取り、二泊三日の旅。台湾滞在は実質2日間分くらい。

京都→関空
関空→桃園国際空港
桃園→台北
南京復興街付近
ホテル(中山付近)

1日目

ホテル→中山
十分
迪化街
寧夏夜市

2日目

ホテル付近
台北→桃園空港
桃園→浦東空港(上海)でトランジット
浦東空港→関空

3日目

絶対に行きたいお茶屋さんと、滝が有名な十分はマストとして、移動時間なども考慮しながら決めましたが、絶対にもっといいプランがあるはず。

九份ほか、行きたいお店などもグーグルマップにたくさんメモしていたのですが、詰め込みは自分を苦しめることが目に見えているので、「また来れる」と思って時間に余裕を持った旅程にしました。なんせ初ひとり海外ですし…結果的に英断でしたが、今回諦めたところはぜひ次の機会に。

思い出譚

まずは食べ物。どれもおいしい!行きたいお店、食べたいメニューもたくさんありましたが、残念ながら僕はそれほど食が太くないので、胃のキャパが足りず。旅行中だけ四次元の胃腸にならへんかな…。

ちなみに、有名な臭豆腐にはチャレンジできませんでした。お店によっては、あの強烈で独特の香りの中に、かすかに旨味の香りもしたけど…。

2日目の夜市で買ったものたち

そして今回の僕の主目的とも言えるお茶。いたるところにお茶屋さん、紅茶チェーンがあり、この3日間ほぼお腹がタプタプでした。甘さ控えめにしても甘いくらいのミルクティーもクセになる。

ずっと行きたかった迪化街のカフェ
自分へのお土産にしたお茶専門店

十分で有名なランタン上げも、観光客らしく、ちゃんとやってきました。

愛する人を想って(重い)

3日間、一度も雨が降ることもなく、少し肌寒いくらいの過ごしやすい気候でした。…風がそれなりに吹いていたので、半パンはさすがに早かった気もしますが。

そして英語も中国語もできない僕が、カタコトで話してもなんとか注文その他対応はしていただけて、初めての海外ひとり旅に台湾を選んで正解でした

小さな発見で言うと、信号の待ち時間が秒数で表示されていたり、青信号の人型の表示が動いている(歩いている)など、日本にはないものを見れて楽しかった。

準備譚

今回、初めてのひとり海外旅行ということもあって、事前のリサーチは結構しっかり目にやりました。YouTubeなどでもたくさん参考になる情報が手軽に手に入るのはほんとにいい時代。

飛行機自体も久々だったので、少し緊張しましたが、調べておいた甲斐もあって、出国・台湾入国まではスムーズに行きました。

台湾への入国に関しては、オンラインチェックインが便利とのことで、以下のサイトでフライト前日に登録しました。これのおかげなのかはわかりませんが、入国手続きはスムーズでした(空港での手続きは日本語案内もあるので大体なんとかなる)。

3日以上滞在するなら、忘れてはいけない旅行支援(抽選)もあります。僕は外れましたが、当たると2万円相当のクーポンがもらえるらしいです。事前にエントリーしておき、桃園空港の出国ゲートを出て右側にあるコーナーで抽選に参加できます(第一ターミナルの場合)。

あとは、現地で電車に乗る際、台湾の時刻表検索をよく使いました。駅にある電光掲示板でも分からなくはないですが、なんせ知らない土地ですので、快速電車なのか各駅停車なのか、何番ホームに来るのかとか、調べながらの利用が安心だと思いました。

やらかし譚

旅にはトラブルがつきもの。結果的になんとかなったことがほとんどですが、それなりに時間を費やして調べて行ったにも関わらず、やっぱり何かしら起こるものですね。

①フライト遅れる
行きのフライトが約40分遅れ。まあLCCやからしゃーない。

②乗る電車を間違える
空港から台北に行くMRTで、来た電車に乗ったら各駅停車でした。途中で快速に乗り換え。まあ20分くらいしか変わらないのですが。台湾は電車がきれいで快適です。

③スマホにヒビを入れる
普段は手帳型のスマホケースを使っているのですが、自撮り棒にスマホを装着するためにカバーを外したときに、うっかり落として画面にヒビを入れてしまった。

幸い動作に問題ない程度でしたが、いつどうなってもおかしくないので、帰国後すぐさま機種変の手続きをしているところです。まあ変え時だったのかもしれない…(と思い込むことで納得している)。

④トランジット狂想曲
今回最大のやらかし
は最終日に。少しでも安い航空チケットをと、帰りのフライトは上海でのトランジットになりました。まあトランジットも初体験としていい経験やろうという魂胆もあったのですが、初めてのひとり旅でやるもんじゃないですね。

上海に着いて、「transfer」の表示に従えば大丈夫という事前リサーチだったんですが、transferが全然見つからず、結果的に一度入国手続きをすることに(今振り返ると、見逃していた気がする)。
何回か空港のスタッフさんに尋ねながらだったのですが、空港のスタッフさんもそれぞれのお仕事の範囲があるわけで、聞く人を間違えてしまった感は否めません。

一度入国して、再度出国することになったのですが、僕はトランジットの手続きをしている気満々で話すもんで、空港の人にも「…?」っていう感じで終始対応され、挙句の果てに搭乗手続きがうまく行っていなかったらしく、いざ飛行機に乗ろうという時に引っかかってしまいました。

チケットの偽造を疑われ、この時はもう冷や汗と恥ずかしさと、「もしかして中国で牢屋に入れられるのか(大げさ)」という不安で、生きた心地がしませんでした…。保安検査場も厳しかったし、中国はいろいろ手続きが厳しいとは聞いていたので、「帰れへんかも」と真面目に思いました。いろいろ覚悟した。

台北からトランジットなんです、と説明して、空港のお兄さんがテキパキ対応してくださったおかけで、無事に帰ってこれたわけですが、いやほんまお兄さんありがとう。めちゃくちゃ謝りましたが、「いいのいいの」みたいな感じでグーグル翻訳使いながら慰めてくれました。

絶対このnoteをご覧になることはないけど、お兄さん、ほんまにありがとう!感謝永遠に!

行きも帰りも思いましたが、空港で働くってすごいですね。男性も女性もかっこいいし。

まとめ

初のひとりでの海外旅。実に7年ぶりの海外、5年ぶりの飛行機でした。

ちなみに飛行機代、ホテル代、現地での交通費や食費など諸々込みで、今回の旅行での出費は約8万円ほどでした。飛行機代とホテル代を除くと2万弱。1万円×滞在日数が目安の予算とも聞きますので、この程度かなと。

物価は台湾でも上がっているようですが、それでも圧倒的に日本より安い。スタバのグランデサイズくらいのミルクティーが、200円ちょっとで飲めます。台湾のテイクアウトの飲み物は、ピッタリと蓋がされているので飲み歩きしやすいのも好きなところ。

振り返るといろいろ反省もありますし、なにより自分の語学力のなさには絶望しますが、間違いなく楽しかったし、心の栄養になりました。

旅行中、日本語もチラホラ聞こえるくらい、日本から旅行できている人も多かったですが、むしろそれが安心ではなく、あえてその人たちと距離を取っている自分もいて、「僕はこの旅行で、自分を知らない、自分も知らない場所に来たかったんやな」というのに気付きました。

言葉は通じなくても、普段の生活と異なる文化でも、そこにひとりで浸って、自分の無力さと孤独、一方で何だかんだなんとかなるということ、そんなことを感じたかったのかも。

他の国にも行ってみたいですが、台湾はすぐにでももう1回行きたいと思える、大好きな国になりました。このnoteを書いてる途中も、次の台湾旅行の妄想が止まりません。

そしてなにはともあれ、五体満足で、生きて京都に帰ってこれてよかった。空港や現地で助けてくれた方々、ありがとうございます!!!

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