先週の土曜日、1月13日、投票日の当日、市民の権力を実現した後、私は「新文化運動記念館」に行って、台湾人が民主を追求する最初の出来事を見ました。

前にインスタのストーリーで、友達がこの「AI技術を組み合わせた治警事件展」を見に行ったのをいっぱい載せてて、それで、本当に見に行きたいな〜との心に残っていました。投票日に新文化運動館が閉まっているのかなと心配していましたが、運が良かった私が、ついに今回の展覧会：「獅子狩と獅子吼：治警事件百年記念展」を見ることができました！

治警事件は何？

治警事件について簡単に説明すると、1920年代に、ある一部の台湾人が世界の潮流に触発され、武装ではなく、文化を通じて日本に対抗して、台湾人の権利を求めたことで、日本に「台湾議会」の設置を請願しに行って、行政や軍事や立法の権限を持ってる台湾総督府に対抗しました。そして、1923年12月16日、台湾総督府は関係者（蔣渭水、蔡培火、陳逢源など） に対して全島逮捕令を発動しました。
（これは私に香港の逃亡犯条例改正案に反対するデモを思い起こさせました……）

これは、治警事件（治安警察法違反事件）です。

では、その時は何故台湾人が権利を求めたかったんですか？

1. 世界の思潮と国際情勢の影響
   1910年代、第一次世界大戦の終わりに、世界中で民主主義、自由、および民族自決の思想が盛んであり、これらの潮流の影響を受けて、日本帝国の最南端に位置する「台湾」も衝撃を受けました。その時期、「自治」と「同化」の方針の間で台湾は著しく揺れ動き始めました。

2. 不平等な「六三法」
   1896年3月31日（明治29年）に日本帝国議会は第63号法律「台湾ニ施行スヘキ法令ニ関スル法律」を公布しました。この法律は「六三法」とも呼ばれています。台湾総督府は日本中央政府の監督を受けつつも、台湾総督は行政、司法、立法の三権を一身に有しており、武官総督時代には一時的に軍事権も持っていました。簡単に言えば、台湾総督府は非常に大きな権力を持ってあって、制約を受けませんでした。

だから、台湾では、人々が結社や集会を通じて、文化の向上や政治的な権利を重視し始めました。その中で、日本で学んだ留学生たちが集まって結成された組織の「新民会」があり、台湾では「台湾同化会」や「台湾文化協会」などの組織も登場し、さまざまな政治社会運動が台湾で始まりました。

1920年末には、「新民会」が提案した「台湾議会設置請願運動」があり、日本帝国議会に台湾議会を設置するとことを求めていました。しかし、1923年末には、台湾総督府が「治安警察法」を使って「台湾議会期成同盟会」のメンバーを逮捕し、法廷で対決が繰り広げられました。この出来事が、当時の人々が「治警事件」と呼んだもので、日本統治時代の最大の政治社会運動の転換点となりました。

《治安警察法》は日本内地と台湾本島の違い

展覧会のポイント

命名アイデア

展覧会は「獅子狩と獅子吼」と名付けられ、これは蔣渭水が「志士」の日本語の発音は「獅子」一緒のために、台湾の志士が総督府に逮捕された獅子のようだという発想からきています。
それで、展覧会は獅子の反撃を通じて台湾の志士たちの闘争をたとえ、「獅子吼」と命名しました。

記者の視点から観賞

展覧会に入ると、テーブルの上に置かれている「記者日記」が自由に手に取ることができます。展覧会のほとんどは新聞情報を主体にしているため、観客には臨場感があり、記者の視点から展覧会を見るために実際のところ、記者の日記が今回の展覧会のガイドブックなのです。

AIと組み合わせ

今回の展覧会の大きな特徴は「AIを組み合わせる」ということで、ほぼすべての写真がAIで着色され、臨場感があります。展示エリアには当時の「台北地方法院第一訟庭」の開廷過程が流されており、AIによって古代人が蘇る様子を見ることができ、台湾語や日本語の吹き替えがあり、生き生きとしています。

さきほど話したことは全て総括するのが難しいですが、皆さんはオンラインで展示を見ることができますよ！
または、展示は2024年8月11日まで開催されているので、台湾に住んでる皆さんは是非！会場に見に行ってください〜
オンライン展覧会は私にクリックして！

また、ある場所で文青的な雰囲気漂う倪蔣懐氏の絵「台北李春生記念館」を見つけました。西洋と閩式建築が交わる大稻埕の小川を描いており、当時石川先生が彼らを連れて行くのが好きだった場所ですね。

展覧会情報

期間｜2023年 10 月 1 日（日）─ 2024年 8 月 11 日（日）
場所｜臺灣新文化運動紀念館 2 樓特展區

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