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留学しなかった後悔

私も留学へ行こうかどうか迷っている時期がありました。

中高校時代。海外ドラマのGleeや洋楽のリトルミックス、ワンダイレクションに憧れて英語に惹かれました。英語が話せたらなんかとってもかっこいい、いつか私もペラペラ話せるようになりたい。あのキラキラした世界観に溶け込みたい。
でも、中学、高校時代に留学へ行くと1年学年下がってしまうのが嫌で諦めました。
今考えるとたったの1年だけれど、当時は1学年下になること、同級生と一緒に卒業できないことに強い抵抗感がありました。
だから大学生になって交換留学で行こうと思いました。

大学生になって、ようやく留学ができるとワクワクしました。交換留学の要件を見てみると、高いTOCFLやIELTSの点数に挫折しました。でも、中華圏の学校には英語の要件がなく、しかし英語でも授業が受けられると聞いたので台湾の大学に申請し、台湾行きが決まりました。
しかし、2020年コロナが流行し、留学の夢は敗れました。

渡航制限がある中で就活が始まりました。「ああ、このまま留学することなく、社会人になってしまうのか。」と思い、一度諦めようとしましたが、やはり中々諦めをつけられませんでした。そして、いつか海外規制が解禁になった時に海外で働けるよう、日本語教師の道へ進む事に決めました。

結局、大学卒業後、少しずつ渡航制限が解除されていき、台湾の大学院で日本語教育について学ぶことを決めました。そして現在在学中です。

日本語教育について興味はあるし、中国語も好きなので台湾留学は結構楽しいです。しかし置き去りにしていた英語留学への夢が、たまに、ふと追いかけて来ます。やっぱり、本当にやりたかったことは何かで代替しても中々忘れる事は出来ないんですね。
大人になるに連れて、自分のやりたい事に本当に向き合わず、周りに流されてしまったり、妥協することを覚えてしまいます。
でも、私は自分に正直に生きていきたいです。
そうしないと、いつの間にかやりたかったことや夢が分からなくなり「やりたい事が分からない病」にかかってしまいます。

だから私は自分の内側の声に耳を傾けて、最近は英語の勉強に没頭しています。人生何があるか分からないけど、大学院卒業後は英語圏に行くことを夢見ています。


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