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悲喜こもごもな福祉事業所の採用面接【エピソード編】

私自身、福祉業界というフィールドにおいて長く関わってきた中で、マネジメントの役割を担った時期は本当に濃密な毎日だった。
ただ、それにより得たスキルは勿論、経験として今に多大に生きている。
経験とは何も資質の部分だけではなく、「エピソード」として良くも悪くも体験したことも含まれる。
今となっては思い出にも笑い話にもなり得るが、当時は胃がキリキリ痛む思いをしたものだ。
いきなり話は飛ぶけど、この頃「十二指腸潰瘍」を患たことは決して無関係ではないかもしれない(今は完治)。

以前のコラムでも話したことはあるが、当時人事採用にも関わっていたことから、数多くの求人応募者と面接を重ねた。
面接の場というのは本当に悲喜こもごもでもあり、一冊の本にも仕上がるくらいのエピソード満載なのだが、私個人的には、あらゆる人生をあらゆるルートで歩んできた人たちが同じ目的の元に集うこの面接という場面が何気に好きだった。
それこそ多種多様な価値観で言葉を交わせることは本当にありがたいことだ。


ただ、もちろんそれにより苦い思いをしたことは数知れない。
以前記した下記コラムもその一つである。


今回は私が実際に経験した、文字通り「唖然とした」面接・採用エピソードをいくつかご紹介したい。
逆に言うと、知らず知らずに同じようなことをされている人がもしいれば、改めて自分自身の振る舞い方を再チェックする機会としてほしい。


尚、面接という極めて情報保護が求められる状況であるため、ある程度脚色して語るが、起きた出来事は事実をそのまま記したい。
そのため、一部有料記事とさせていただくこと、お許しのこと。


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