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飲食店主が今さら聞けない(汗)Z世代って何?どんな人??

こんにちは!

静岡県富士市でフレンチ「デリス愛鷹亭」と
パフェのカフェ「至福のフルーツパフェ物語」を経営している
たじまです。

先日のnoteでZ世代の雇用について書かせていただきましたが
今回はZ世代のマーケティングについて。

今さら「Z世代」って何?
どんな人?
宇宙人?
なんて考えてしまう昭和な方(笑)!

そして忙しい飲食店主の方に
知っておくとお店のイベントや企画に役に立つことを
事例を交えつつまとめてみました。

普段現場で忙しいと思います。
ちらっと読んでいただいて参考にしていただければ幸いです!


まずZ世代とは?その上のY世代との違い

Z世代と呼ばれるのは、1990年代後半〜2010年に生まれた人たちです。
この世代は、これまでの世代とは異なる価値観を持つと言われています。
 

Z世代の前は「Y世代(ミレニアム世代)」と言われ、
1980年代後半から1990年代中頃までに生まれた世代を指します。

Z世代の価値観の特徴

・学校の友達よりネットの友達のほうが本当の友達
・チームのキャプテンは、背中を見せるキャラよりも、いじられキャラだとうまくいく
・1番組30分もあるテレビ番組は長い
・配属先保証、かつ副業OKじゃない企業には行きたくない

https://markezine.jp/article/detail/39084

・お給料より人間関係→これは当店の学生アルバイトさんの言葉(笑)
 
一方、Y世代は
高度経済成長期、ITバブルなどを経験しています。
その上の世代同様、モノの豊かさを重視するところもあるので自己実現、個人主義の価値観も強く
仕事には責任感、忠誠心を持ち合わせていると言われています。
 
Z世代は、物心ついたときからSNSが当たり前、「周りの目」があるのは当たり前で育ってきました。見知らぬ人とネットで繋がることに違和感がありません。
 
Y世代より上は「モノ」がとにかく重要でした。
それが無いZ世代はこれまでの世代とは異なる価値観を持っているので
まず飲食店主が知っておくべきポイントをまとめてみました。
 
何故なら
日本では少子高齢化で人口が少ないZ世代ですが、
世界総人口の1/3がZ世代というご時世です。
 
しかも世界的には増加しているため、購買力があります。
世界経済では重要な世代なのです。
 
企業はZ世代に向けた商品開発やマーケティングが必要です。
 
実際に日本でも様々なマーケティング、サービス、イベント等大企業でも行われています。
 
まずはZ世代の注力すべき特徴をあげてみます。

Z世代が重要視するもの

信頼できるもの、納得できるもの

Z世代は不況下、テロや戦争、大災害が当たり前になってきた時に生まれています。

いつ、何が起きてもおかしくない。
すべてあったものがなくなってしまう・・・

そんな経験をした人も多く、すべてにおいて慎重な傾向にあります。

自分をしっかり持っていて、人の言ったことに流されず、自分でネットなどで調べて信憑性があるものを選んでいきます。
人においても多様性を受け入れ、その人の内面的なものを重視する傾向にあります。

昭和の頑固おやじは「おもしろい!」と言われてしまうのですが、
親子関係においても
タテの関係から、「相談・並行」のヨコの関係に変化していると言えます。
 
また、人間関係においては
内面の「スタンス」をしっかり持っている人がかっこいい!と思っています。

健康に関する考え方

健康に対する考え方も変わってきています。
正解がない時代だからこそ、唯一確かなものは自分への投資、だからこそ『趣味は健康』と語る人も増えています。
 
実際に我が子(16歳男子、まさにZ世代!)も
食事は糖質を控え、化学物質が入ったシャンプーなどは自分の健康を損なう恐れがあると使用をしていません。

そしてもちろん、そのような自分が知りたい情報はネットやYouTubeから得ています。
しかも2倍速で!笑笑。
 
 
Z世代の多くは、軽い運動やサウナ、マインドフルネスなど、身体の健康はもちろんですが、
心の健康も優先順位が上がっているようです。
 
「自分に必要なことしかしない」というスタンスでストレスを避けているようです。

Z世代の食意識

ここでZ世代の食意識について紹介します。
「食事の時間が楽しみ」
「食事をする空間の雰囲気は大事だ」
 
という意識は大きい世代です。
 
一人で食事をする間は、SNSを見ながら、という人が多いですが
目の前にいる人とのコミュニケーションは重視しています。
 
「流行やトレンドの食べ物や飲み物を試してみることが多い」
「話題のメニューは試す方だ」という人も多く、
食事をする店を選ぶ際の重視点となっているようです。

低糖質・低脂質

コンビニでも人気の商品は「サラダチキン」、「スムージー」。
日常的に口にするものは栄養バランスを考えている人が多いです。
 
韓国ブームもあって、たまに「ギルティーフード」と呼ばれるハイカロリーフードも楽しみます。
 
コロナ禍で食べ物くらいは我慢せず食べたい!という欲求が
「ジャンキー」で「インスタ映え」するという理由で
ギルティ―フードを食べると「罪深い」という罪悪感を共有することが楽しい・・・
そんなスタイルもZ世代ならではです。

「ニュートロ」

韓国では大ブームの「ニュートロ」
「ニュー(new)」と「レトロ(retro)」を合わせた造語で日本でも注目を集めています。
ニュートロはファッション、文化、音楽、もちろん食でもお店選びも大きく影響しています。
 
韓国ではレコード盤で、今の中高年の青春時代のヒット曲を聞き、
昔みんなが大好きだった食べ物をたべ、
昔お母さんたちが来ていたような服を着てインスタで発信。

近年のトレンドはレトロ回帰しており
「懐かしさ」「ノスタルジー」「エモい(エモーショナルの意)」といった要素がZ世代の心を掴んいるようです。
 
親世代にも懐かしいと思え、Z世代にはトレンドな「ニュートロ」。

ここでも親子共通の話題がでやすく、まさにイマドキの親子関係といえるでしょう。
 
まとめますと
衣食を通じた体験価値を重視し、SNS映えやモノを重視するだけではなく、身近な人たちとのコミュニケーションを重視するのがZ世代の特徴だそうです。

詳しいZ世代の食意識の情報は以下のリサーチ結果を
ご覧ください!

いろいろ調べていたら
たくさん知っておいた方がよいことがザクザク出てきました(笑)。

また次回に続きを書かせていただきます!

ではお仕事行ってきます(^▽^)/

こんな仲間と飲食店を盛り上げています!


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