見出し画像

【顔面神経麻痺】知ってますか? 結構辛かったです…

どうも TAKAです。

自己紹介にも書いていますが、私は「顔面神経麻痺」の経験者であり、今も完治には至っていません。

正直言って、もう二度と経験したくない経験でした…

でも、この経験があったからこそ今まであまり気にしていなかった「健康」という大切なことに気付けたのはラッキーだったかもしれない。

レイキなどの勉強を始めてから考えが変わった。
それは「病気は悪いものではない」のかなと思いだしたのです。

身体は病気で命の危険を知らせてる

人間ってとても立派な生き物ですが、自我があり欲があり、社会に揉まれストレスまみれの生活を送っている方も多いことでしょう。
もちろん、自分もその中のひとりです。

「ストレス解消!」と暴飲暴食、不摂生、呑み歩いて二日酔い&寝不足・・・。

体調不良を自覚しつつ、さらに同じことを繰り返す日々。

そして身体は病気としてピンチを伝えてくる。
病気のうちはおとなしく安静にしてても復活するとまた同じことを繰り返す。

結果、ついに取り返しがつかない大きな病気に襲われる。はい終了。

今回、顔面神経麻痺を発症したことで「病気」として身体に現れた時点で治療・療養に専念すると共に「反省し改心」することは非常に重要なことだと身をもって痛感した次第です。

ってことで今回は私の「反省し改心」する前の生活と発症してしまった顔面神経麻痺についてお話したいと思います。

改心前のおバカな生活…


いや、もう今考えるとホントお恥ずかしい生活でした(汗)

まぁ、一家の大黒柱として仕事に注力する姿勢は仕方ないといえばそうなのですが。それ以外がですね…

浴びるように飲酒

お酒は昔から強くはないですが好きでした。
適量なら悪いものではないってのは分かってながら度が過ぎたのでしょうね。

365日中、380日くらい飲んでました(汗)

当時の言い訳としては「飲まないと眠れない」。
はい、ふざけた言い訳です。

ここ数年、健康診断でも飲酒関連の数値は立派なものでした。
毎回再検査の通達を受けるまでに成長。
健康診断の前日も「消毒や~」と浴びてました…

酔っ払ってくると口寂しさから色々つまみ食い。体重も増加。
翌朝は当然のように二日酔いと胸やけの日々。。。

それでも当の本人は、このヤバさに気付いてなかったんですよね。(もしかしたら気付かないようにしていたのかも)

深夜までゲーム

昔はそこまで関心がなかったのに何故かゲームにハマってしまいまして。

子供時代ならともかく、いい歳取ったオジサンが必死にゲームやってるんですよ。自分なんですけどね…

1日の中で余裕がある時間帯にするならともかく、睡眠時間を削ってまでゲームをするとなるともう「麻薬」みたいなもの。

なので、日頃の生活は

  • 朝から夜遅くまで仕事

  • 帰宅しダッシュでお風呂

  • 飲みながらゲーム

  • 睡眠不足と二日酔い、胸やけで起床

この繰り返し。
そりゃ丈夫な体でも壊れますわ。

そして身体は悲鳴をあげだしたのです。

仕事も忙しくなってきた時期に激しい頭痛が


ことの発端は仕事が忙しくなってきた10月中旬。
ふいに感じた頭痛からでした。

「偏頭痛かな?」

とあまり気にもせず仕事をしており、少々痛みが強くなってきたので市販薬の鎮痛剤を服用。

いつもならその1錠で治まるはずの頭痛が引きません。

しつこい頭痛は薬が効いているうちは落ち着きますが切れると再発。その痛みは日に日に強くなる一方。

ついには仕事に行けないくらいに酷くなり、1週間ほど会社を休むことに。

尋常ではない痛みが続くのは初めてで、しかもたまに起きる偏頭痛とは違う痛み具合と痛む場所。

痛いのは額の奥?目の奥? あたりでした。

「これヤバいやつかも…」と確信し近所の脳神経外科へ。
状況を説明してMRIで精密検査。

結果「異常なし」  えっ?

いやいや、これ何かあるでしょ!と思いつつ、処方されたのは鎮痛剤。。。

診断としては「血流過多の偏頭痛」とのこと。
しかも処方された薬は全く効きません。

そしてその約3日後、今度は微熱が続くように。
時期も時期だし、熱が出るということは

「これがコロナウイルスってやつか!」

などと、コロナもしくはインフルエンザを疑い検査したもののどちらも陰性。

「もう何なんだよ~」

終わったな…と思いつつ1週間ほどでようやく痛みが落ち着いてきた・・・その後でした。

顔が動かない・・・


その時は一瞬できました。

頭痛が落ち着きあと1~2日で仕事にも復帰できるかなと感じてきた矢先、舌の右半分だけに痺れを感じ、その数十分後には右顔面全体が全く動かない。

「あれっ?どういうこと?」

痛みなどがある症状なら自覚できるのですが、その全く逆。顔面の半分が機能停止した感覚。

身体の仕組みとは面白い(笑えないですが)もので、きれいに右顔面だけが鈍い痛みとともに筋肉が全く動かないんですよ。全然動かない。

麻痺は首から上の右顔面のみ。もう訳がわかりません。

目はまばたきできず、聴力も低下、口は閉じず、鏡を見ると半分だけ「ダラ~ん」としてる。

ここでようやく顔面神経麻痺を発症したことを自覚。
翌日、病院へ駆け込みました。

顔面神経麻痺は耳鼻咽喉科

初めて知りましたが(こんな状態にならないと知る必要ないですが)顔面神経麻痺の専門医って耳鼻咽喉科なんです。脳神経内科でもOKっぽい。

顔面に関係してるっちゃしてるんでしょうけど、へぇ~って感じでした。

お医者さんは私の顔を見るやいなや、「はいはい、それね」みたいな表情でまずは聴力検査を実施。
結果、右耳のみ著しく聴力は低下してました。


顔面神経麻痺の原因の約6割はウイルス性のものらしく、処方されたのは

  • 抗生剤(ウイルス性の疑いが高いため)

  • ステロイド剤(これがメイン)

  • ビタミン剤(ステロイド剤で欠乏するからみたい)

  • 胃薬(強いステロイド剤の保護)

  • 鎮痛剤

  • 目薬(目が閉じないため)

と盛りだくさん。これを1週間分。
今まで見たことないくらいの大袋に入れられて渡されました。

ちなみにウイルス性を疑い検査もしましたがこれまた陰性。。。
結局、顔面神経麻痺の本当の原因は分からずじまいでした。

顔面神経麻痺の症状

と、まぁ原因不明の顔面神経麻痺という診断で終わった訳ですが、この症状がまた厄介でして。

まず目が閉じない、まばたきができない。
起きているときもそうですが、当然寝るときも閉じません。

丸一日まばたきしないので、ドライアイ状態。
寝るときは眼帯やテーピングでまぶたを閉じるのですが、それはそれで違和感ありすぎて眠れない。

口も閉じない。
ってことは食事もボロボロこぼし、まともに食べれない。
数日は食べる気にもなりませんでした。

口がまともに閉じないので会話も難しいんですよ。「パピプペポ」「マミムメモ」が言えない(汗)
仕事上、頻繁に電話するので大変でした・・・

笑えない。
顔半分の筋肉が動かないのでどんなに面白くても半分笑ってません(笑)いやいや、笑じゃないんですけどね。。

そんなこんなで、今では多少の笑いも入れながらお話できていますが、当時は本当に辛かった。

激しい頭痛 → 続く微熱 → なのに原因不明 → とどめの顔面神経麻痺

症状もですが、メンタル的にも結構堪えましたね。

まとめ│健康って早めの「反省」と「改心」


ということで、顔面神経麻痺の原因が「飲酒」や「睡眠不足」だったのかは定かではありませんが、人間誰しもとは言いませんが痛い目に遭わないと反省しないものなのかもしれません。

しかも今回の自分のように「結構な痛い目」に遭わないと。

調子に乗りすぎたこと、会社の従業員に迷惑かけたことに反省し、支えてくれた家族に感謝です。

現在は、まだまだ完全ではないものの少しずつ治ってきており精神的にも落ち着いてきました。

この反省は人生で結構大きく、今はお酒もゲームもやめてレイキやヒーリングの勉強のため読書などに自分の時間を使っています。

この記事を読んでいただいた皆さま、身体から警告は出ていませんか?

身体に耳を傾け、早い段階で癒してあげてください。

では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?