春と紅葉と山菜と@トーヤの森
4月22日(月)
週末の20,21日は洞爺湖で、採集した山菜を料理して鹿肉も合わせて晩餐をするというイベントに参加(運営)していました。そこで採った山菜の下処理に昨夜は時間をとられ、書くのが遅く。。。
友人の所属する会社が、洞爺湖の湖畔に「トーヤの森」という2次天然林を所有してまして、2023年からこの森を活用したイベント企画を友人と行っています。今回はその一環でした。
2023年は、家族向けイベントとして森を歩きながら採った山菜をその場で天ぷらにして食べたりしました。
今回は、4月が山菜のベストシーズンということで、山菜と鹿肉を一緒に食べるというイベントになりました。「紅葉(もみじ)」とは鹿肉のことで、5代将軍徳川綱吉が「生類憐みの令」で生き物の殺生を禁止された際に、庶民が隠語として用いたことが由来のようです。なので、猪は牡丹などこの時の文化が今も残っているとのことです。
さて、このイベントを通して「トーヤの森」を少し紹介していけたらいいなと思います。
まずは山菜を採ろう
トーヤの森には、たくさんの林業関係者が関わっています。
その代表例が、「森と街のがっこう@トーヤの森」です。
第一回の研修では、技術を覚えたいガチプレイヤーと森のことを知りたい一般参加者が混ざって、森林作業道(森道)を作ることをメインに多くの方々が森に集い森にまつわる様々なことを学び合う、という内容だったようです。
例えば、ヤマとの付き合い方、チェーンソーの研ぎ方、体に負担をかけない道具の使い方、線形の考え方、チェーンソーオイルのこと、水との付き合い方、森での遊び方など。
まだ参加したことないので、僕も今年こそは。
このような企画を通して森に関係する人口が増えていき、そこから定期的に森との接続点を作るために今回のようなイベントを開催している、という感じです。
で、今回は山菜(野草)マスターのとある親子の方々から、山菜採りを教えていただきながら森を歩く、道無き道をゆく、という形でした。様子をどーぞ!
道中、雷に打たれ焦げた木を発見するなど、森が生きていることを感じながら、約2時間山を歩きながら山菜を採っていきました。
晩餐会
2時間近く歩き続け、みんなが採った山菜は全部で10種類以上になったかと思います。それを、主催者の友人であるシェフ(愛称)とシェフ見習い(大学生)に料理をしていただき美味しく食べる、までがこのイベントの醍醐味。
こんなに多くの山菜をどう料理するのだろうか。。。
なんと、こんなに美味しそうな料理に大変身!
山菜は天ぷら、おひたし、サラダ、ギョウジャニンニクペペロンチーノなど、バラエティ豊富に料理していただきました。
別で仕入れた鹿肉はモモ2kgとヒレ1kgで、モモはデミグラスソースとクリームチーズソースのシチューに、ヒレはステーキに。
山菜マスター特製の自家製酒4種(山葡萄、コクア、マタタビ、チョウセンゴミシ)をみんなで呑みながら、山の恵に感謝しながら食しました。
夜では食べきれず、翌朝も。
自然との付き合い方を考えていかねばならないフェーズに突入しつつある昨今。自然と直に触れ合うのが、とても重要だと思います。
もしご興味ある方いましたら、ご連絡ください。
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