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艮の金神は本当に暴れ狂う神様なのか?


 皆様は艮の金神という言葉を何時から認識するようになりましたか?
実はそんなに昔ではないのではないですか?
 2011年以降ネットで多く載せられてから知ったという人多くないですか?
つまり・・・・元々そんなに注目する様な情報でもなかったという事です。
 何時からそういう言葉が言われるようになったかを御存知でしょうか?
そう、明治時代です。
どうしてそんな言葉が使用される様になったか?どうして一つの団体の言葉に過ぎないのにあたかもそれが真実のように刷り込まれているのか?
を今一度考察すると共に、実際にには違う方向に誘導されている事も指摘していきたいと思います。

【当時は神道に有利な状況が有りました。】
●とりわけ明治初期に神仏分離によって神道を押し進める風潮の中で、多年にわたり仏教に虐げられてきたと考えていた神職者や民衆が起こした一連の動きを指すことが多い。各地で仏像・経巻・仏具の焼却や除去が行なわれたが、この事件が仏教覚醒の好機ともなり、日本近代仏教は廃仏毀釈をてことして形成されていった。
●戦争の為に国家神道の教えで国民を求心するために天皇をアマテラスとした時代です。したという表現なら以前は違ったのではないでしょうか?そう考える方が実は辻褄が合う事が沢山出てきました。

【艮の金神メイキング法】
明治時代某所で極貧生活を送る無名の女性に「艮の金神」と名乗る神の神懸かり現象が起きた。当初、周囲はその女性が発狂したと判断して大目にみていたが、放火犯と誤認逮捕したことがきっかけとなり、自宅の座敷牢に押し込める。この時、文盲のその女性が牢内で釘をつかって文字を刻んだのが「艮の金神について書かれた経典」のはじまりとされる。
現世を「けもの(獣類)の世」「われよし(利己主義)の世」と定義して終末論的な立替え立直しを訴える。
※つまり現世は良くないから壊れて立て直された世が来る方が良いという考え。

当時、行政当局により宗教法人設立は厳しく監視され制限されていたので既存の宗教の傘下で活動したが、あくまで艮の金神を重要視し、同時に神の正体を見極めることを望んだ。

【見極める人物現る】
古神道の知識に長けた某教団の尊師が彼女を訪問し、艮の金神を審神(さにわ)する。審神とは憑霊状態が高次の神霊で、かつ善神によるものなのか、神格はどの程度なのか、あるいは動物霊や低級霊が憑依しているのかなどを審理・判断する行為をいう。従来の神道や仏教、天理教や金光教といった新宗教ですら艮の金神の正体を判別できず、審神のエキスパートであった尊師の知識と能力が必要とされていたのである。尊師は「艮の金神」を「国武彦命(国常立尊)」と審神する。
 さて・・・・いよいよこの話にメスを入れていきます。 すると不思議な事が分かってくるんです   
ここから先に進むと「目からウロコの分析」と件名の通り「艮の金神」に見つけたトリックを暴き出して行きます
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