【映画レビュー】「破壊のスタントマン」(2017年 オランダ)〜スタントマンになる運命か?酒を飲む自由か?

【タイトル】
「破壊のスタントマン」(2017年 オランダ 78分)
監督、脚本 ステフェン・ハールス、フリップ・ファン・デル・クイル
出演 ティム・ハース


【あらすじ】
 アルコール中毒の主人公・ロン。
 ある日、酔っ払いながら、車を運転。
※飲酒運転は犯罪です。危険ですので、絶対にしないで下さい。

「俺、超べろんべろんだぁー!!」

と叫びながら、車で派手に事故る。
 その時の動画がYouTubeで大ブレイク。ロンは有名人に。
 そのあと、いろいろあったロンは映画のスタントマンになるのであった(随分、端折ったな)

 この映画は、酔っ払いからスタントマンに転身した男の生き様を壮絶に描いたヒューマンドラマである。


【感想】
 この映画……なんなんだろ……(頭を抱えながら)
 特徴的なのが、映画の本編中、急に映像が切り変わって謎のおっさんが歌い始めるライブシーンがあります。

 例えるなら、ガンダムSEEDの本編中。
 フリーダムガンダムが敵機と戦っている最中に、いきなり映像が西川貴教さんのライブ映像に切り替わるような感じです。

 本編を遮って、熱唱する謎のおっさん……。
 この映画……なんなんだろ……(二回目)
 ギャグでやってるのか?本気でやってるのか?非常によくわからないさじ加減になっており、映画自体もヒューマンドラマなのか?コメディなのか?と、よくわからない感じに……。

 アルコール中毒の男がスタントマンになり、だんだん立ち直っていく姿を描いた映画だったのかもしれないが、頭痛がするほどストーリーが滅茶苦茶だった……。
 この映画の脚本を書いたスタッフは飲酒しながら書いたのだろうか?
 そして、二日酔いの状態で撮影したんだろうか?

 コメディ映画としては振り切れていないし、ヒューマンドラマとしては雑すぎる映画だった……。
 なんか、観ているこちらまで二日酔いになってしまう感覚……。

 とりあえず、本編を中断してまで歌ってくる謎のおっさんは誰だよ!?

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