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”失敗”を理解すれば怖れることはない

子どもが発した子どもらしかぬ発言

とある雑貨屋で働いていた友人の見た光景です。
年の頃は5,6歳といっていたでしょうか。
男の子が「痛いよ~」と言って泣いていたそうです。
駆け付けたお母さんが「どうしたの??どこが痛いの??」と訪ねると、
男の子はこう答えたそうです。

痛いよ~精神的に…

Oh~ストレス社会!
年端もいかない幼い子どもまでもが、精神的な痛さで涙を流しているという…
それともこの子は特別なおませちゃんだったのかな。


レジリエンスという言葉に出会った

僕が初めて組織に属し、お仕事を始めたとき、それはまぁまぁなストレスを抱えていました。
プライベートではイキイキと自分を出して友人とも楽しく話ができるのですが、会社に行くと自分の言動に自信がなくなんとも情けなく思ったものです。
そのギャップが苦しかった。

ちょうどその頃でしょうか。
”レジリエンス”という言葉を知りました。

レジリエンス=逆境やトラブル、強いストレスに直面した時、適応する精神力と心理的プロセス

さっき久しぶりに昔のノートを広げると、いろんなメモが見つかりました。
今日はその一部を紹介したいと思います。

ちなみに元ネタは『世界のエリートがIQ・学歴よりも重視!「レジリエンスの鍛え方」』という本です。


”失敗”を理解する

失敗を恐れず、受け入れるためにはまず、”失敗”とは何かを理解することが大事です。

失敗した時に起こるネガティブな感情は危険で、無力感が募りあきらめ癖がついてしまうのです。
失敗の悪循環としては、パニックになり思考停止したり、自分を責めてネガティブになったり、この不快な状況を換えられないと認識して無力感に襲われたり…

そうならないために、本では失敗を3つに分類して説明しています。
なんでも正体を明文化して、目に見えるようになると、恐怖は小さくなりますよね。


失敗の3種類

本では”失敗”をこの3種類に分けていました。

①予防できる失敗
②避けられない失敗
③知的な失敗

①の予防できる失敗は、”予防できる”と認識しているので、対策も打てるのでしょう。
不注意や不勉強で起こるようなミス。
睡眠不足で注意力が低下したり、などなど。
分析をすれば大抵の失敗がそれにあたるのではないでしょうか。
「避けられたかも」という失敗は、最小化するための”仕組み”を作ることが提案されています。
今回はそんな失敗を起こさないために、ということは焦点に当てず、とりあえずそんな種類の失敗があるんだという認識をしてもらえればと思います。

②の避けられない失敗については…コントロールが及ばない→責任を感じる必要はなし!
自責の念にかられないと傲慢に見られるかも…なんて思わず、不必要な責任は感じることはありません。

③の知的な失敗は、実験的な失敗です。
アイディアを試してみた失敗、つまりチャレンジの末の失敗ですね。
これは大歓迎!
本でも”良い失敗”と表現され、勧化すべき価値ある失敗としています。


失敗と向き合うコツ

失敗したらまずこの3種のどちらかに分類する。
そして不必要に責任を感じる必要はなく、失敗の種類の応じて適切な対応をして積極的に学習してみる、ということをしてみるよ良いとのことです。

人は闇を見つめると自ら恐怖を大きく大きくしてしまいます。
もし、失敗に心炒めている人がいたら、僕が本を読んで知った”失敗”の正体を知って、少しでも心が軽くなっていただけたら幸いです。


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