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新しいライヴの形

Withコロナ時代になってライヴが一時的に出来なくなったアーティスト達が新しい試みを次々に行っている。例えば高野寛さんの「シン・ライブ」や七尾旅人さんの「LIFE HOUSE」が思い浮かぶ。インスタライブなんかも活況だ。


しかし、無料配信を行ってもアーティスト側に純粋な利益は出ない。YouTubeの再生回数だってたかがしれているだろう。無形の利益は出てるだろうけれど、将来的にそれを有形な利益として回収できるかは補償できない。

明日は6/6は「カクバリズムの家祭り」を観る予定だ。これは有料配信の形でceroが3月に行った形式に似ているけど、各アーティストが事前に撮った映像をリレー方式で放映するらしい。
チケットも前売りなら1,000円とお財布にも優しいので気になる方はぜひ。

歌手の加藤登紀子さんは6月下旬からコンサート活動を再開するそうだ。そして、今後の収益源はチケット販売、オンライン配信、協賛金の3本立てで考えているという。

コロナ禍以前はオンライン配信なんてなかったし、協賛金もメジャーなアーティストや、「ウィー・アー・ザ・ワールド(古っ)」みたいにチャリティーなんかだったらスポンサーもつきやすかっただろう。これからはスポンサー探しが重要になってくるんだろうな。営業する方は大変だろうけど。

オリンピックなんかは収益の大半が協賛金で賄われているそうだけど、これは本当に行き過ぎなんだろう。来年は簡素化の方向も第2案として検討中らしいけれど、こっちも間引きした観客席と、配信と協賛金の3本立てになっていくのかもしれない。それでスポンサーが納得するかどうかだけど。どうなるんだろうか。


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