見出し画像

【天性を知り、天命を全うする】

【 『天性』を知り、『天命』を全うする 】

『天は二物を与えず』 

という成句があります。

裏を返せば、

『天は必ず一つは才能を与えている』 

ということです。

その天賦の才(天性)を見出す責任は私たち自身にあります。

天性を知り、

天命(天から与えられた使命)を全うしましょう。

これについて、

ディーパック・チョプラ博士は、著書 

『富と成功をもたらす7つの法則』 
(渡邊愛子=訳 角川文庫) 

の中で、次のように述べています。 
(121頁~125頁)

「 あなたには独自の才能と、

その才能の独自な表現方法がそなわっています。

あなたは世界中の誰よりも上手にできることがあり、

この世界には一人ひとりの独自の才能と独自な表現方法のために、

独自のニーズが存在しています。

それらのニーズがあなたの才能の創造的な表現と合わさったとき、

豊かさを創造する火花が起こるのです。

ニーズを満たすためにあなたの才能を表現することが、

無限の富と豊かさを創り出します。

(中略)

『人生の目的の法則』 

によると、

一人ひとりの人間に独自の才能があります。

あなたには、

独自に表現された独自の才能があるのですが、

あまりにも独自で、

この惑星に存在する他の誰ももっていないか、

誰も同じ表現方法をとっていないのです。

これは、

この惑星に存在する誰よりも上手にできること、

上手にできる方法をあなたがもっているということです。

そのひとつのことに取り組んでいるとき、

あなたは時間が経つのを忘れます。

あなたがそのひとつの才能

――多くの場合ひとつ以上の才能――

を発揮しているとき、

あなたを時間を超越した意識状態へと連れて行ってくれます。

(中略)

あなたの仲間である人類に奉仕するために、

自分自身に投げかける質問は、

『どうすれば役に立てるでしょうか?

どうすれば出会う人すべての助けになるでしょうか?』 

です。

自分自身の才能を表現する能力を人類への奉仕と結びつけたとき、

あなたは 

『人生の目的の法則』 

をフル活用することになるでしょう。

そしてあなたは自分自身の精神性を経験しながら、

純粋な可能性の場と結びつき、

無限の豊かさにアクセスせずにはいられなくなります。

なぜなら

自分独自の才能を人類への奉仕と結びつけることが、

豊かさを実現する真の方法だからです。

これは一時的な豊かさではありません。

これは永遠の豊かさです。

なぜなら

それはあなた独自の才能の独自な表現で、

あなたの仲間である人類への奉仕であり、

自分自身に 

『何が自分の得になりますか?』
 
と問いかける代わりに 

『どうすれば人の役に立てるでしょうか?』 

と問いかけて発見したものだからです。」



私たち一人ひとりに 

『天』

から独自の才能が与えられています。

“天賦の才”

を活かして

人類の幸福の実現に貢献することが、

私たちの使命です。

では、

どうやって天性を見出せばよいのでしょうか?

ディーパック・チョプラ博士は、著書 

『ゆだねるということ(上)』 (住友 進=訳 サンマーク文庫) 

の中で、

“天性”

に気づくヒントについて次のように述べています。

「 すべての人間の内部には、

中心となるテーマ、

英雄的な生き方の模範、

この世の中に姿を現そうとしている、

神や女神が宿っています。

あなたは、

自分のテーマをこの世で実現する人間として生まれてきたのです。

ところが、

ほとんどの人は無限の可能性に自分が開かれていることに気づいていないため、

本来の自分の姿を否定しています。

しかし、

この否定された姿こそ、

あなたの最高の自己、

エゴのない自己なのです。

宇宙は全体の幸福を実現するために、

この最高の自己をあなたに演じさせようとしています。

日常に流される人生を送っている人はとくに、

自分の内面に宿る神秘的な存在に触れることができずにいます。

あなたもかつて、

そのひとりだったかもしれません。

しかし

自分の魂に書き込まれている計画を理解し、

満ちたりた人間関係を築きあげていくことで

生きる意味に気づき、

神秘的な劇を自ら演じてみることで、

悟りの道へと歩み出すことができます。

愛情や思いやりが

そこから生まれ、

願望が達成されるのです。

内面に書き込まれた神秘的な物語、

そこに登場するヒーローやヒロインは、

原型と呼ばれています。

この原型は、

集合的な宇宙のレベルに存在する永遠のテーマでもあります。

テーマとは、

宇宙的な魂、

つまり集合的な意識(カール・ユングの言う集合的無意識) 

の渇望、想像、

もっとも大きな願望を象徴したもので、

古代文化の文書のなかに見いだすことができます。」
(168頁~169頁)

「 著名人にかぎらず、

すべての人間の心のなかには、

自分に適した原型がひとりまたは二、三人、宿っています。

私たち一人ひとりが原型の人物を模範とし、

その役を演じるために魂のレベルにつながれているのです。

内面にはすでにこの原型の種がまかれていて、

芽が出てきたとき、

ある種の人間に成長していく特定の力が解き放たれます。

トマトの種からはバラは咲かず、

トマトが実ります。

人間も同じように、

自らの原型を活性化することで、

この世で自分に割り当てられた人物へと成長していくのです。

この個人の原型は、

人類の抱く願望や意思を反映したものです。

『あなたは誰?』

『何を望んでいますか?』

『人生の目的は?』

心のいちばん奥深くで、

この質問が魂に投げかけられます。

その答えを見つけるために、

あなたは自分の魂に語りかけなくてはいけないのです。

すると、

自分の心のなかの原型も明らかになってきます。」 
(170頁~171頁)

「 宇宙があなたのために準備している人生の青写真は、

魂のレベルで見つかります。

あなたは偶然の一致という形で手がかりをつかみ、

原型という形で手本を得られるのです。」(173頁)

「 自分がもっとも共鳴できて、

自分の気持ちを表現してくれている原型をひとつ(あるいは二、三) 発見しましょう。

とりわけ目立つ原型もいくつか存在していますが、

背伸びをする必要はありません。

むしろ魅力を感じたり、

やる気を起こしてくれたり、

励ましてくれる原型を探し出すことです。

心配はいりません。

その性質を目にした瞬間、

はっと気づくはずです。

いちばん好きなものを選べば、

間違いありません。」(176頁)



イエス・キリスト、

釈迦牟尼、

マハトマ・ガンジー、

マーチン・ルーサー・キング、

ローザ・パークス、

マザー・テレサなどのアーキタイプを探し出しましょう。

それが天性を見いだすヒントになります。

その他に、

自分の強みを自覚することも

“天賦の才”

を知る手掛かりになります。

VIA-IS無料診断テストを受けてみましょう。

https://www.viacharacter.org/survey/account/register

上記のwebサイトへアクセスしてください。

まず、言語を『日本語』に設定します。

120問の設問に答えたら

『Complete Survey(診断完了)』

をクリックします。
(サイトの仕様は変更になる場合があります)

これで、

『自分を特徴づける強み』 

がわかります。

ちなみに私の結果は、

① 親切心

② スピリチュアリティ

③ 向学心

④ 誠実さ

⑤ 感謝
                                                                                                                        
でした。

人はそれぞれ 

『天』 

から与えられた独自の才能を持っています。

それを見出す責任は私たち自身にあります。

今わからなくてもかまいません。

長い目で見ることが大切です。

気長に探しましょう。

ということで結論はこうなります。

(結論)
『天性を活かし、天命を全うしよう!』

『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)


『ゆだねるということ(上)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友 進 サンマーク文庫)


よろしければ、サポートお願い致します。いただいたサポートは、『笑顔の輪を広げる・幸せの輪を広げる・元気の輪を広げる・平和を広める』等の活動に役立たせます。何卒、よろしくお願い申し上げます。