7番目の記事でなんかラッキーナンバーっぽいけど内容はそれほどでもない、、、

報道にもあった通り、僕の住むエチオピアで初めて新型コロナウイルス（Covid-19）の感染が確認された。陽性が確定したのは日本からブルキナファソ経由で出張に来ていたJICAの国際協力専門員の方だ。これを書いている時点で容態は安定し高熱もないと聞いている。

・国際協力機構（JICA）の国際協力専門員の新型コロナウィルスへの感染について

・エチオピア駐在の国際協力機構（JICA）関係者2名の新型コロナウィルスへの感染について

エチオピアの在留邦人は200人ほどと言われている。JICA海外協力隊が30人いたとして、残りは170人ほど。そのうち仮に4人家族の世帯が8割を占めたとすると、34世帯しかいない（実際に何世帯あるのかは知らない）。34家族、つまりとても狭い世界。感染力が高いとされるCovid-19が広まる可能性は非常に高い。

低所得国でパンデミックに直面する危険

どのような感染症でも国際協力の主な現場となる低中所得国、いわゆる開発途上国では医療体勢に不安がある。中所得国程度になればその国で出産をする欧米人もいるので医療レベルの高い病院もあるのは事実だろう。また、その地域に特有の病気の治療であれば日本よりも安心できるということもある、例えばマラリアなど。僕の個人的経験でも日本でマラリアを発症して散々な目にあったのでこれだけははっきり言える、マラリアは現地で発症した方が治療が楽だ、と。