ママ ありがとう一妻の詩(75)

朝方 夢を見た
旅館に 大勢の人がいた
唐紙の側で
私がママに言った
「パパがいないのに 私の側に一人で頑張っていきてきてくれて ありがとう」
私は泣きながらそう言った

ママはボロボロ涙を流して大泣きしていた

大勢の人がいた
その中で パパが立ったまま 私たちを見ていた

本当に親には私にはとうていはかりきれない
恩をいただいていきたのだと思うと泣けた

だから 子を失った人の悲しみの心を
神様救い上げてくださいと思わず祈った

ママありがとう
ママには百まで生きて側にいてほしい

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