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まだPDCAを使う? PDCCSの提案

PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)とは品質管理など業務管理における継続的な改善方法。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(確認)→ Act(改善)の4段階を繰り返して業務を継続的に改善する方法。主に日本で使われている。AをActionとする場合もある。

PDCAを提唱したと言われるデミングは、CheckはHold Backという停止を意味することから好ましくないと晩年まで主張していた。・・・没年には、CheckをStudy(研究)に置き換えたPDSAサイクルとすべきであると主張した。

Wikipedia:PDCAサイクル

PDCAという馬鹿の一つ覚え

PDCAをいまだに使う日本人がたくさんいる。

提唱者自身が、Checkは好ましくない。Studyで置き換えるべきだと主張していたのは周知の事実だ。
Wikipediaにすらそう書いてある。ちなみにCheck=Hold Backとは、「堰き止める」「塞ぎ止める」「食い止める」などと翻訳される。

なんでいまさらこんなことにこだわるのかというと、理由は二つある。

一つは、6月16日に閣議決定された「こども未来戦略方針」で、なんの疑問もなく飾り言葉のようにPDCAが使われていたからだ。まあ、異次元の話をしているのだからしょうがないのかもしれない。
とにかく呪文のようにPDCAを使うのは好ましくない風潮だ。PDCAと書いておけばいいと思っているふしがある。本当にやる気がない証拠である。

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