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「写真と文学」 - 世界を視るメディア

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2017年初夏からインプレス社刊行のデジタルカメラマガジンにて連載していた12回分の記事をまとめたマガジンに、その後似たようなテーマで書いた文章を追加してます。
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#コモディティ

SNSの罪と罰、あるいはアートの根源は共感ではなく違和感であることを思い出す

SNSの罪と罰、あるいはアートの根源は共感ではなく違和感であることを思い出す

タイトルは大きく書いちゃったけど、そんな大それたこと書くつもりないですよ。とはいえ、最近よく思ってることを書きますね。今日は短めに。

皆さんもご存知の通り、SNSでは日々写真がバズってます。それがもう日常ですよね。でもよく色んなインタビューで話すんですが、5年前は違いました。まだプロのほとんどがSNSで写真をやることを真面目に捉えてなかった時代がありました。その是非はおいといて、そういう時代から

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「残酷なコモディティのテーゼ」に立ち向かう2020年代のクリエイターに必要な資質

「残酷なコモディティのテーゼ」に立ち向かう2020年代のクリエイターに必要な資質

書き終えたら文字数6000字になったので、最初にまとめ置くことにしました。今日の話は以下が結論です。

1.この世界は人間も含めてコモディティ化の波を避けられない
2.そこで生き抜くためには、常に「未踏の領域」を見出し続けなくてはいけない
3.そのためにはコミュニケーション能力が必要だよ

これだけ。で、本論は 「(3)回避策2「絶対恐怖領域」」以降なんで、本論だけしゃしゃっと読んでいただける方は

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