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Road to 日比谷野音

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#児童養護施設

来週のこと 〜大事な映画と大事なライブのこと 【223/200】

新年度が始まって、一つの再会があった。 自分のキャリアの中でとても重要な時間を一緒に過ごした、敬愛する先輩との邂逅。 地続きの今日と、大切にしまってあるあの頃が、巡り合いによって動き出す予感がしている。 来週、大事な映画と、大事なライブがある。 ドキュメンタリー映画「REALVOICE」 4月12日(水)六本木ハリウッドホール 山本昌子さんが監督を務めるドキュメンタリー映画「REALVOICE」の上映会。 まこちゃん(と呼んでいるのでそのように表記する)と知り合

「HUGラジオ」はじめました 【189/200】

ついに、はじめました。 今年に入ってからずっと考えてきた、Podcast「HUGラジオ」。 経営参画しているNPO法人HUG for ALLのインナーコミュニケーションでもありつつ、一緒に活動しているメンバーの生き方・働き方を紹介することで、「新しい時代の幸せな生き方ってなんだろう?」という問いを世の中の皆さんと一緒に考えていくコンテンツとして育てていけたら、と考えています。 基本構成は10分程度×3話で1シリーズとして展開していく予定ですが、初回シリーズは4話構成でパ

すべての子どもたちに「安心できる居場所」と「生きる力」を 【121/200】

理事を務めているNPO法人HUG for ALL(HFA)の WEBサイトがリニューアルされました。 今回のWEBリニューアルでは、サービスグラントのプロボノ助成を受け、半年間、プロボノメンバーの方々に伴走いただきました。 プロボノ助成の申込をしてからコロナ禍が本格化し、助成審査もいったん保留となり、当初の予定から半年ほど遅れてのプロジェクト開始となりました。 本来なら対面でのキックオフから始めるプロジェクトも、全工程・全メンバー、フルリモートでの進行。 様々な制約の

夢を叶えたアイドルの話 【117/200】

あいかわらずハードモードな毎日だ。 やることが多すぎる。多忙。 どうせならもっとスウィーテストな多忙がいい。 頑張ってる途中。 まだまだ、夢の途中。 ■桜の季節今週は嬉しい知らせを受けた。 ずっと気にかけてた子の、国家試験合格と、この春からの就職が決まった。 ここ数ヶ月、目が回りそうな毎日の中で忘れかけていた素直な笑顔が溢れた。 散歩道の桜に足を止めて、"おめでとう" だとか "ありがとう" だとか、心の中で声に出してみた。 ■彼女のこと彼女は児童養護施設で育

誰かを責めるより、手を差し伸べることに時間と情熱を注ごう 【110/200】

ヤマカワタカヒロです。 ほぼ書き上げていた記事があったのですが、今週は予定を変更して、支援協力のお願いについて書きます。 105週目のnoteで少しご紹介した元児童養護施設職員で、一般社団法人Masterpiece代表の菊池真梨香(まりっぺ)さんが、2回目の緊急事態宣言を受けて生活困窮に陥っている施設出身の若者たちへの金銭・食料支援のプロジェクトを再び立ち上げてくれました。 前回のプロジェクトでは、目標金額の5倍を上回る500万円を調達し、138名への生活費給付と、65

2021-22 新章、始動。 【105/200】

2021年、あけましておめでとうございます。 ヤマカワタカヒロです。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 年末のバースデーワンマンを終えてから、少しゆっくり休み、これからのことを考えていました。 もともとこの200週連続ブログを立ち上げた目的は、アーティスト・ヤマカワタカヒロとしての活動目標として「2022年までに日比谷野音のステージに立つ」を実現するためでした。(※2週目のブログをご参照) 200回目のブログが、最終回の2022年10月最終週となる予定。 今週

旅の幕開け【001/200】

はじめまして、ヤマカワタカヒロです。 週末シンガーソングライターをやっています。 2019年の幕開けを機に、noteをはじめます。 毎週更新で、全200回をひとつの区切りとして、続けていきたいと思います。200回の意味は次回書くこととして、まずは自己紹介から。 名前:ヤマカワタカヒロ 生年月日:1978年12月27日 出身:群馬県前橋市 平日はサラリーマンとしてフルタイムで働いています。児童養護施設の学習支援を行うNPOにも参画しています。サッカーが好きです。最近、タッチフ

Road to 日比谷野音 【002/200】

2022年までに日比谷野音のステージに立つ。 アーティスト・ヤマカワタカヒロとして掲げた目標です。 2022年までは、あと4年。 1年は52週だから、4年は208週。 日比谷野音でコンサートが開催できるのは、4〜10月の土日祝に限られます。 つまり、タイムリミットは、2022年10月ということ。 11・12月の8週を差し引くと、残りは200週。 未来の僕が、野音のステージを終えた後、どんな旅路だったのか振り返ることができるように、 そして 今の僕が、日常にま

3枚の名刺と、「続ける」ということ【003/200】

僕は今、名刺を3枚持っています。 1枚目は勤務先の会社の名刺 2枚目はシンガーソングライターとしての名刺 3枚目は経営参画しているNPO法人 HUG for ALL(以下HFA) の名刺です。 今週は、HFAの公開ワークショップの開催があり、その準備に追われていました。 HFAは、「すべての子どもに安心できる居場所と生きる力を」をミッションに、 児童養護施設でくらす子どもたちへの支援活動を行っています。 現在は、ある施設と連携して その施設でくらす小中学生たち

自分を追い込んでわかった3つのこと 【004/200】

今週は平日にOfficial髭男dismさんのライブを観て、週末は自分のライブでした。 Official髭男dismは「What’s Going On?」をラジオで聴いて衝撃を受けてから大好きなバンドです。 「みんなの憂鬱を吹き飛ばしたい」「いい音楽を隅々まで届けたい」 という、彼らがいつも届けてくれるメッセージが、とても好きです。 久しぶりに彼らのライブを観て、すごく元気をもらいました。日本武道館公演も決まった彼らが、今年の大晦日、またNHKホールのステージに戻ってくる

陽はまたのぼりくりかえす 【005/200】

2019年も早1か月が終わりましたね。 日本の暦は4月〜3月の年度の考え方が強いから、1〜3月はいつも、なんだかふわふわした気持ちで過ぎていきます。年度の終わりでもあり、新年の始まりでもあり。おわりとはじまり。メビウスの輪。 児童養護施設出身の若者たちを支援するクラウドファウンディングの返礼の手紙と、ゆずりは工房のジャムが届きました。がんばっている若者たちと、それを支援をする大人たちの想いのこもった素敵な贈り物です。「御礼の品なんていらないのに」と思いつつも、想いのこもった

Don’t Look Back In Anger 【006/200】

平日は晴れてるのに、 ライブのある週末に限って雨が降る。 おまけに2/9は今季最強の寒波で、 関東も大雪の予報でした。 リハーサル入りのために日吉駅を降りると、 雪が風に舞って 傘のない僕は、ブルゾンのフードを被りながら 日吉Napに向かいました。 幸いなことに、雪はそこまでひどくならず、 足元の悪い中でもライブハウスに 足を運んでくださった方々に向けて、 この日のコンセプト「恋の歌」を10曲 お届けすることができました。 【2/9 日吉Nap セッ

「日比谷音楽祭」と、夢の叶え方 【018/200】

ヤマカワタカヒロです。 新しい時代の幕開けは、実家で迎えました。カレンダー通りの10連休、それ以外は目立って特筆するようなことはせず、ただ、ゆっくりと休むことに時間を使いました。歩く、食べる、眠る。そういう時間も、たまには必要かなと思いつつ、ギターを目的なく弾いてみたり、歌詞にならない言葉をあれこれ頭の中でぐるぐるしてみたり。全然前に進まない時間を過ごしました。 亀田誠治さんが「日比谷音楽祭」を立ち上げました。僕の思い描いた夢にかなり近いことを、心から尊敬する亀田さんが、一

LIVE YELL 【019/200】

ヤマカワタカヒロです。 先週、新しく始めるコンセプトライブ「LIVE YELL」を発表しました。 これまでのヤマカワタカヒロは、ライブハウスに「会いに来てもらう」活動と、各種イベントへのゲスト参加やボランティア等で「会いにいく」活動をやってきて、これらを融合できないかと、ずっと考えていました。 ライブハウスに来てくれたファンのみんなは僕のことを応援してくれて、逆に会いに行った現場では僕がその人を応援していて、要はそれらの応援が双方向、あるいはもっと、応援の”乱反射”みたいな