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読書感想文:縄文探検隊の記録/夢枕獏・岡本道雄対談、かくまつとむ編

縄文探検隊の記録 インターナショナル文庫

夢枕獏・岡本道雄対談、かくまつとむ編


縄文時代の遺跡を、考古学者と伝奇作家がお喋りしながら巡ったりする本。
対談集は、小説と違ってよほど能動的に興味がないと買わないと思うが、題材的にも人的にも面白そうで買った。
実際、面白かった。

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これ、帯が中沢新一氏なんだよね。煽りに煽ってくる。

時代が縄文時代ってところに既に興味津々。


謎に満ちてるところも、あと、どうしてあんな土器や土偶や文様が??って考えるだけで面白いところに、夢枕獏氏の視点と岡本道雄先生の柔軟な視点での会話が面白い。

勿論、対談集なので、史料的な真面目な論文を求めてる人向きじゃないんだけれど、自由な発想が出てきたりする辺り、良い感じ。

楽しい本だった。

(2020/10 買ったのはもっと前で、呼んだのもその頃。今はコロナでこんなふうに自由にうろうろもしづらいのかと思うと世知辛い。)



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