昼と夜より大事なこと
ちぎりパン。
友達のちぎりパンが誕生しまくっています。
この世に生まれて数日の生き物は、やはりまだこの世のものとは思えないほど軽くて、あったかくて、なにか一生懸命です。
ミルクを飲んだ後に赤ちゃんがフニャフニャと泣き出して、友達が「眠いかぁ〜眠いねぇ〜」とあやしていました。
お腹が空いた、ミルクくれ。とか
うんこ出た、気持ち悪い。とかで泣くのはわかるけど
眠いなら寝りゃ良いじゃん!
というのが私の見解で。
それを友達に聞いてみると
「寝方がわからないんだって」とのこと。
なんと。お母さんはなんでも知ってる。
眠いけど寝る方法がわからない
↓
泣く
↓
疲れ果てて寝落ち
という方法らしいです、赤ちゃんの寝方。
私も寝れない時は泣いてみて疲れ果てたら寝れるのだろうけど、次の日の顔面を思うとそんなこともできず、何とも羨ましい限りです。
以前別の子が、日中は明るいところで過ごして、夜は部屋を暗くして自分たちは必要ならランタンを灯すと言っていました。赤ちゃんに昼と夜の概念を教えるそうです。
赤ちゃんって、本当に何も知らないで生まれて来るのね。
言葉とか礼儀とか、そんなのよりもっと前に、いろんなことを私たちは教えてもらって生きてきたみたいです。
お腹が空いたらご飯を探してきて、眠くなったら泣かずに寝て、世の中には朝と昼と夜があることを知ってる。
生きてるだけで凄いって、こういうことですかね。
凄いです、わたしたちは。
そんな寝る方法さえ知らない赤ちゃんが、「おっぱい」と聞くと口をちょぼちょぼさせるのが、気が狂いそうなほど可愛かったです。
人生で最初に学ぶことは、おっぱいの素晴らしさだな、たぶん。