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印象に残る怖い経験

先日、ある方からお尋ねがありました。

「これまでに怖い経験はなかったのですか?」

そう問われて、たくさんあったな~と思い出し。

今日はそのひとつを書いてみます。

もう10年以上前のことです。

県外在住のある霊能者(以下、A)が
私に会いたいと言っているということで、

「?」と思いつつも出かけていきました。
車で6時間ぐらいかかるところへ。
(ちょっとしがらみもあり断れない状況でした)

初対面のAとその取り巻きたちがテーブルをはさんで
一列に並んでいまして…。

テーブル越しにこちらは3名(私、運転手、つきそい)一列に並びました。


私の真正面に座っているAは、
私を見ていきなりこう言いました。

「その左手に付けているブレスレットを外しなさい。
そうでないと、あなたの中に入っていけない。
あなたのことが霊視できない」と。

私の中に入っていけないって、何?

そのとき、左手には水晶のブレスレットをしていたのですが
どうやらそれが気に入らないらしく…。

「それはできません」と私。

するとAは、すごみのある声で

「私は神様からの命令に従うのみ。

以前にも神様が「前の車にぶつかりなさい」と言ったからそれもやってのけた」と…。

いやいやいやいや、それって~。

ないわ~。どこの神様???

てか、取り巻きの人たちも
それをおかしいと思わないのか???

ま、それはさておき。

何度も何度も私にブレスレットを外せとしつこいので
こんなところに長居は無用と思い、

「もう帰らせていただきます」とその場を離れようと…。

するとAはこう言いました。

「私に対してそんな態度で
無傷で帰れると思いなさんな。
絶対に無事に返すわけにはいかない!」とかなりの怒りモード。

それでも、私は振り切ってその場を出ました。

さてさて、どうしたものか。

強い生霊のようなものを
がっつりと飛ばされた感じが半端なく。

一瞬、途方に暮れました。

しかし、こういうときどうすればいいのかを
これまで教わったこと、
そして自分なりにコレと思う処置をしました。

気を強く持たなければならない。
ひるんだらダメだ!と。

車での移動だったので
それが一番怖かったのです。

あのような人たちの念というのは
なぜか時々、ものすごく強いので。

やれることをすべてやってから
安全運転で無事に帰り着きました。


Aもそして取り巻きたちも
“魔”というものにやられているから

自分たちがおかしいことに気づかない。


私ももしかしたら
“魔”にやられているのではないか。

いつも自分をそういう目で
透かしながら見ています。

偉そうに語っていないか。

自分の言うことが正しいと思いすぎていないか。

気の緩みや隙あらばと
その足をすくおうとするもの(魔)が
この世にもあの世にも
有象無象とひしめき合っている。

ちょっとした慢心が命とり…。

にしても、思い出すだけでも
恐ろしい出来事でありました…。はぁ。

以上、怖かった事件簿でした…。

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