二年半の「世界漂浪の記 ―世界35ヶ国 2年半 一人旅の記録―」が終わりました。
このページへ来て下さった方皆さんへ、毎日投稿してきました長女の私より、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました！

小さな頃から、まるで子守唄のように父の旅の話を聞いてました。
いつか孫たちがおじいちゃんの冒険に興味を持ったときに、いつでもどこにいても読めたらいいなと思うようになり、ちょうど旅の出発から50年目の年に、このような企画を始めました。

日記の中に出てくる親戚や、父の人生でご縁のあった方たちにも、読んでもらえたら良いなと思っていました。

父の名前で投稿する性質上、コミュニケーションをとる行動はしてきませんでしたが、いいねやアクセス数を見ては、いつも本当に嬉しくありがたく思っていました。

父は、この旅で得たものやスポーツを通して、多くの子どもたちに色んなことを伝えられたのじゃないかと思います。私と妹にもそうです。

旅の中では沢山の人達に支えられ、助けられてきましたが、その後の人生でも、多くのあたたかい人達に囲まれ、やりたいことを思い切りやり通した、とても充実した生涯だったと思います。

いつの父を思い出しても、パワフルで頑固で時々抜けたところがあって、日記の中の父と私の知る父は、何も変わりがありません。

旅の間は、毎年お正月は冴えない日となっていましたが(自転車を盗まれたり事故に遭ったり)、父になってからは、こんな風に平和に過ごせていたこともお知らせしておきたいと思います。

毎日投稿するだけで精一杯でしたが、徐々にもっと読みやすい形に整えたり、抜けている写真を見つけたら追加したりしていきたいと思います。  

この日記が、少しでも誰かの何かのお役に立てたら嬉しいです。

心から、ありがとうございました。