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どか食いは生理の兆しか、ヒトはだるさで死に至るのか

昨夜は私が熟睡でした。ここ数日、とにかくひどいだるさです。夜はしっかり眠っているのに、朝になってもだるさが抜けず、日中の会社でも起きているのがギリギリ、帰りの電車では気を失うように寝てしまいます。たまらないという気持ちと裏腹にだるさは溜まる一方です。ツライ。といういか、だるい。

今朝起きて驚いたのはキッチンのシンクに並んだコップの数です。夜中にどんだけ飲み物飲んでんだ。たまんねえなあという気持ちと裏腹にコップは溜まる一方です。朝のうちに洗っておかねば。

今朝の娘は部屋でガンガン喋っています。声をかけて暴れられると嫌だなあと怯えながらそれでも「コーヒー飲む?」と声をかけるとガタッと扉を開けて出てきました。飲むようです。

コーヒーを飲んで薬を飲んで。朝から命の母ホワイトを足しました。なんかもう、夜中に眠れないのも含めて、ものすごく生理前っぽい気がします。

昨日のうちにスーパーで買っておいた「あさりごはん」「赤飯」「刺身2点盛り」(すべて半額)を見せて日中食べるように言っておきます。それでも足りなかったら茶碗蒸しとかコーンフレークとか食べてくれ。よろしくな。

仕事はだるくてもなんとかかんとか。今日やろうと思っていたことは片付きました。よかった。今日の天気は行きも帰りも微妙な小雨でした。それで濡れたのがよくなかったのかなあ。家にたどり着いた時点でだるさは限界突破みたいな感じです。(元)妻がよく「だる死にする」と言っていました。それを聞く度に「いや、だるさでヒトは死なないだろ」と思っていた私が間違っていたかもしれません。今日の私はまさに「だる死にしそう」なぐらいのだるさです。とにかくだるい。それなのにキッチンには大量のコップやら食器やらがお惣菜以外にもなんか色々飲み食いしてんのな。これだとさすがに夕食は要らないかもなあ。

娘が部屋から出てきました。

「なんか作って」

おいおいマジかよ。

「いっぱい食べたみたいだからお腹空いてないんじゃないの?」

「空いてる。おにぎり買ってきて」

「……わかったよ買ってくるよ」

「おにぎり2個買ってきて」

「2個も食べるの?」

「買ってきて」

「……わかったよ買ってくるよ」

コンビニでおにぎりを2個とペットボトルの飲み物を買ってきました。待ち構えていた娘はおにぎりを素早く剥いてワシワシと喰らい始めます。

「お味噌汁飲む?」

「飲む」

「じゃ、お湯沸かすね」

しかし、お湯が沸くより先に娘はおにぎりを食べ尽くし……ませんでした。2個めを半分ぐらい残して味噌汁を待っています。味噌汁はカニ汁です。最近カニ汁しか選ばないな。

「生理近いと思うけど生理来たらまたお風呂入らないって言うから今日はお風呂入って」

「わかった」

「お風呂上がりのアイス無いから、スーパーで買ってくるから、パパ帰って来てからお風呂入って」

「わかった」

スーパーで買物。私の夕食もなにか買わねばですが、食欲が湧いてきません。ご飯も麺類もパンも食べたくない気分です。どうしたものか。こういう時によくキムチチゲを選ぶのですが、今日はそれも気が乗りません。おでんとどっちにするか迷いに迷ってレトルトのもつ煮込みにしました。家にある豆腐を入れて食べることにします。

帰宅。私の帰りを待って娘は風呂へ。娘が風呂の間に私はもつ煮込みを温めて食べました。

風呂から上がった娘に薬を飲んでもらいます。命の母ホワイトも。

「今日はもうこのあと冷蔵庫の飲み物飲まないで」

「わかった」

部屋に戻った娘はけっこう大きな声で楽しそうに妄想独り言劇場です。これも生理前っぽいのかなあ、どうなのかなあ。

そのあと、増々ひどくなるだるさに耐えかねて少しだけ横になりました。ああ、横になるだけでだいぶ楽だ。そうか、横になるだけでもよかったのか。

結局そのあとしばらく寝てしまいました。

ドスドス足音が聞こえます。冷蔵庫を開ける音も。娘が私との約束をガン無視して冷蔵庫から飲み物を取り出そうとしている音です。

「やめろー」

寝たまま声を出してから立ち上がりました。

「びっくりした」

冷蔵庫の前の娘はニヤリとしていました。悪いところを見つかった子供そのものです。

「今日はもう何も飲まないでって言ったじゃん」

「んあ」

「飲まないで」

「わかった」

しかし、部屋に戻った娘はまたそこそこ大きな声で笑ったりしています。今日はなにか食べないと駄目なのかなあ。あれだけ食べたのになあ。

しょうがないので声をかけます。

「わかったよ、コンビニでまたなんか買ってきたら食べる?」

「食べる」

買ってくるのはなんでもいいそうです。

そうですか。

「パパいない間に冷蔵庫の飲み物飲まないでね」

「んあ」

揚げ鶏とサンドイッチとブリックパックの飲み物をふたつ買ってきました。

「サンドイッチはパパのね」

そう言ったにも関わらずサンドイッチをじっと見つめる娘。

「わかったよ、これ、冷蔵庫に入れておくから、明日食べて」

「明日食べる」

ブリックパックの飲み物もどちらかひとつと思ったのに、ふたつ並べてじっと見つめている娘に負けてふたつとも飲んでいいことにしました。

揚げ鶏と飲み物、正解だったのかもしれません。そのあとしばらく放っておいたらゴミを自分で片付けて部屋に戻ってすぐに静かになりました。満足感があったようです。そうなんだよなあ、食べたい時は食べさせたほうがいいんだよなあ。今日は風呂前の体重計測で少し減ってたから食べてもよかったということで。

明日のご飯もセットして、私も今日は早めに寝るつもりです。だるいので。熱はありません。ただひたすらにだるいです。

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