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家の中の建具について②

昨日から新しいお話しへ。
家の中の戸についてですよね。

開き戸と引き戸があって、
それぞれの特徴をお話ししました。

今日は、その続きです。

開き戸と引き戸の特徴。
わかりましたよね。

設計士さんに相談してください。
とはいったものの、提案されるままではいけません。

自分なりに、使い勝手をイメージしながら、
検討してほしいなと思います。

設計士だから、パーフェクトに提案できる。
ということではありませんから。

そこに住まう方の生活スタイルによるんです。
何が正解かは、住まう方が決めることですので。


開き戸を検討していただく際に
よくお聞きする内容を、少しご紹介しておきたいと思います。

トイレが開き戸の場合。
ご実家とか、賃貸の家とか、ご友人等の家を思い出してください。

開き戸って、トイレの内側へ開きますか?
それとも、外側に開きますか?

記憶がない!なんて方も多いかなと。
意識してみていないことって、意外にも記憶にないですから。

実は。
一般的に、トイレの開き戸って、外側に開くことが多いんです。
ただし。。
住宅に限りますよ。

だって。
オフィスとか、役所とかのトイレを思い出してください。
外ではなくて、内側へ開くケースが多くないですか???

不思議ですよね。
といいつつ、理由はありそうです。

住宅の場合で理由の一つは。
トイレの中で倒れたら、困るじゃないかということ。

確かに。
外に開いたら、そういった心配はありませんね。

もう一つは。
トイレの中のスペースが、かなり狭くなることです。

1帖くらいの広さがあれば、まだよいのですが、
それ以下ですと、出入口の位置によっては、
出入りできないので、ご注意ください。

オフィスなんかでは、かなり狭くて、出入が大変なのに、
内側に開くケースが多いですね。

なぜかって考えると。
ドアを外側に開くと、ドアの近くを歩いている人に
ぶつかってしまいます。

住宅であれば、トイレのドア前に人がいる場面って
多くないと思いますが、多数の方が使うトイレだと、
あってもおかしくないですから。

ここまで来ると、トイレのドアは、外側に開く形で!
と決めてしまう方も多いのですが。。

何度か、内側に開く戸を採用したことも。
理由は階段に近いからとか。
内側に開き方が使いやすいとか。

みなさん、理由は様々です。

トイレの戸一つでも、そんなことあったりします。

開き戸は、もう少し気になるポイントあるので、
明日続きをお話ししますね。

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