見出し画像

設計といっても種類があるんです③

昨日は、設計プロセスにある、
大きな二つのプロセスについて、
一つを省略してしまうケースもある
という内容をお話ししました。

今日は、もう少し踏み込んで、
基本と実施では、何が、どう違うのか。
その辺をお話ししていこうと思います。

その前に。
一つお話ししておかないといけないのは。。
その設計の分け方は、設計者によって
違うことです。

なので。
あくまで、弊社をモデルにして
お話ししていきますので、もし気になる方は、
パートナーの設計士さんに確認してくださいね。

では。
基本設計では、どんなことを決めていくのか
からスタートしていきましょう。

具体的にどうなのかというと。。

例えば。
間取りや外観はもちろんですが、
断熱気密等の性能や、窓の大きさや勝手、
内部のドアの仕様、キッチンやお風呂の仕様、
スイッチやコンセントの位置や外構までを
決めていくことになります。

えぇ?
結構たくさんあるんですね!
って思ったかもしれません。

実は。
この基本設計のプロセスの中で、
家を間取りとか外観といった大枠だけでなくて、
内部のドアのハンドルといった細かなことまで
一通り決めていただいてるんです。


当たり前なのかもしれませんが。。
これらを一度の打ち合わせで決めることって
無理なんですよ。

なので。
基本設計のプロセスでは、10回以上の
打合せをさせていただくことにしています。

えぇぇ?そんなに??
って思ったかもしれませんね(笑)

家づくりで、建てる方が決めていけることって、
実は、すごくたくさんあります。

ハウスメーカーや工務店に、ある程度お任せ。
ということであれば、一部を決めることで、
家は出来上がってきます。

逆に。
ある程度、「標準」仕様を決めてしまって、
選択肢をなくしてしまうなんて、つくり手も
いるくらいです。(こちらの方が多いかも)

もちろん。それも一つの選択肢です。

でも。
もし、自分の意思で、できる限り決めていきたい!
ということであれば、選択の範囲が少ないと、
ストレスに感じるかもしれません。

「標準」から外れることで、コストアップになる
なんて理由で、標準に戻してしまうことも。。

ちなみに。
このお話しすると、半規格型のハウスメーカーとか
のことを言ってるんでしょう?って思うかもしれません。

でも。
設計事務所や工務店でも全然ありますから。

その会社で何かにこだわりがある場合は、
それを前提にしていたり、そこに向かうように
していくことは、自然な流れですから。

もっと自由に!
ということであれば、逆に、家のアチコチを
自分で決めていく根気というか、気合いが
必要になりますね。

そもそも。つくり手も、そのスタンスが必要です。

おっと。
長くなったので、続きは明日へ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?