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【さすが北海道】過剰牛乳を捌く!!貧困家庭と酪農家を繋ぐ行政!

詳しくは図と共にブログ内にて解説しておりますので、そちらをご覧ください。

2022年末、牛乳の原料となる生乳の価格が3年半ぶりに上昇したという報道がなされました。この背景にはウクライナ情勢の問題から、乳牛に使う飼料が世界的に不足してしまったためでもあるといわれています。加えて、世界から資料を輸入しようとしても、円安に傾いているため、今までよりもコストがかかってしまう状況でもありました。

そんなわけで牛乳は値上がりせざるを得ない状況だったのですが、それに伴い、家計に直面するとして牛乳の買い渋りが起こっている状況でもありました。あとは単純に牛乳を飲まない世帯も増えつつあるのでは・・と。

それなら、牛乳を搾取する量を調整して減らせばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、そう簡単にはいきません。

牛はお乳を毎日絞らないと母乳が詰まってしまって乳房炎などを引き起こすともいわれています。最悪の場合はその炎症から乳牛が死んでしまう事もあり得るので、大問題です。そのため毎日牛のためにも絞ってあげねばならないのですね・・。

それならば!生乳を加工して、バターやチーズにして保管してはどうか?と考えることもできるかもしれません。

少し前の話題になりますが、2020年に農林水産省のツイッターで開示されていた情報もあります。詳しくはブログ内にて(貼り付け方がわからんw)

ちょうどコロナの時期は、学校給食の停止や外食の自粛などもあって需要が低迷していた時期があります。

このように、生産調整を駆けるのもかなり大変な事がよくわかります。

昨年末から乳牛のお乳も増える時期なので、ちょうど春休みを迎えるという事もあり、需要が落ちてしまうとさらに過剰在庫として残ってしまう事にもなりそうです。

最近は2020年の過渡期にあった時期に比べて、かなり活動も緩和されていますが、まだインフルエンザやコロナなどで学級閉鎖になっているケースを聞きますし、以前に比べて活動もまだ戻り切っていないところもあります。このままの状況が続けば牛乳大量廃棄に加えて酪農家も利益を出せず廃業のリスクがさらに高まってしまいます。

使用料を挙げる方法として、官(政府)民(食品業界)が「毎日牛乳モー一杯」という取り組みを行っており、牛乳を飲むだけでなく、乳製品のヨーグルトやアイスクリーム、バターやクリームをうまく使ったレシピなどを公開して牛乳使用を促進しています。

ですが、それだけでは到底過剰牛乳の消費は到底追いつきません・・。そこで一つの追加の方策を取り入れた自治体が出てきたという報道が2023年2月10日に出てきました。

それは、北海道が物価高騰を受け消費量が減った牛乳促進と農家を支援する一環で、18歳以下の子供がいるすべての世帯を対象に、コメや牛乳が購入できる8000円分の商品券を支給する方針とのことです。

北海道は必要な経費を盛り込んだ補正予算案を作成中とのことです。この取り組みは農家を守るという一環で、

後々にも大きな支えになるかと思いますし、困窮家庭へのサポートにもなるので非常に良い取り組みではないかと思います。

国もうまく補助して、農家の下支えを行ってもらいたいものですね。

酪農危機について議論されていたのは記憶をたどれば、バター不足が叫ばれたのはちょうど10年前の2013年ころ、冬は生乳があまり、夏は生乳が不足する。その一環で特に2013年は酷暑で生乳が取れず、バターが不足した経緯があります。定期的に繰り返されるこの問題をうまく回避して、子供のカルシウムを採るための良質な食材を守れるようにしたいものです。

まだ立ちあがたばかりですが、良ければ遊びに来てね。
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