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生き残っていく人

おはようございます!
 
人材育成に関する論考がありました。
 
私が敬愛する
上(かみ)医師が投稿しました。
https://www.fsight.jp/articles/-/49739 
 
メジャーリーグで活躍する
日本人選手を分析したものです。
 
自分で考える力を持つことが大切
としていて、まったく同感です。
 
メジャーリーグでは、
初見はともかく、
その後は徹底的に分析されて、
丸裸にされるそうです。
 
投手にしろ、打者にしろ、
対策が講じられ、
抑え込まれてしまうそうです。
 
問題は、そうなってから
さらに上をいく対策を講じられるかです。
そしてまたそれが封じられれば、
その上をいくのです。
 
無限に向上していくことになり、
それを自分で考えられるかどうかが
勝負の分かれ目となります。
 

 
これは、
経営コンサルタントの世界でも
同じです。
 
おそらく、どの世界でもそうなのでしょう。
 
世の中、定番の問題など
問題ではありません。
 
答えがあるからです。
 
苦労するのは、答えがない問題です。
さらにつらいのは、
何が問題かわからないときです。
 
そうした時は、
自分で考える力がないと
乗り越えられません。
 
私が一緒に働きたいと
採用のオファーをする人は、
自ら考えてきた人です。
自ら考えるのが好きな人です。
 
はたから見ると
遠回りをしているように見えても、
本人はまっすぐに考えて
行動している人が好きです。
 
たとえば、
進学校でトップクラスの成績を収め、
自分の将来が見えたと思い中退し、
ボランティア活動にいそしんだという
生意気な若者です。
 
3-4年後、
ボランティアをしていて、
高校中退では
誰も自分の話を聞いてくれないとわかり、
大検を受けて一流大学に入り、
20歳代半ばでうちの
新卒採用の門をたたいてくれました。
 
私は即、一緒に働こうと声を掛けました。
 
たとえば、
防衛大学校で鉄砲を担いでいた若者です。
自分よりも体力も経験も豊富な
たたき上げの年下の兵に、
いざ戦闘となったとき、
弾が飛んでくる中、
突撃命令を出して
従ってもらうにはどうしたらよいか
と悩んでいました。
彼は、日頃の生活態度で
わかってもらうしかないと
絞り出すように話していました。
また、トップダウンの軍隊で、
創造性を発揮するにはどうしたらよいか
という問いにも取りつかれていました。
 
一緒に働くことになったその人は、
ある大学病院の仕事で、
教授陣から非難を浴びながらも、
何ら後ろめたい仕事はしていないと
声を張り上げ部下を守り、
先方からの協力も取り付けていました。
 

 
自分で考える人は
ChatGPTが普及した世界でも
生き生きと暮らしているでしょう。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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