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Hound Dog

タカッチ

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1956年、エルヴィス プレスリー。この曲を聴きながら、想いのままに綴ってみました、本詞のカゲだけは、残したつもりだけど。

「ハウンド・ドッグ」を聞きながら

「ハウンド・ドッグ」を聞きながら

お前はケチなハッタリ野郎さ、怒鳴り上げて吐き散らかして、それで何とかなるんだと

尊大にフンゾリ返った主観が化けて、ウソもホントになってくれると、正義だって美だって、とどのつまりは力ずくだと

お前はケチなハッタリ野郎さ、ツラの皮は厚けりゃいいんだ、ぜったい損にはならねえと、オジオソレたって、一銭の得にもならねえと

あー、ヤバ、踏んずけちゃったよウンチだよ、タク、もー、恥知らずの足あと残したって

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Don't be cruel

タカッチ

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1956年、エルヴィス プレスリー。タイトルのわりには、軽快なこの曲、調子に乗って想いを綴っていたら、本詞のカゲも形も飛んじゃった、かな?

「Don't be cruel」を聞きながら

「Don't be cruel」を聞きながら

シカトしてもいいから、でもお願い、ボクを消してしまわないで、片隅に置いとくだけでいいから、悪いクセなんだ、カワイイと思えばそうするほど、いじわるして、しまいには泣かせちまって、でもまさか迷惑メールだなんて、いまさらだけど、ゴメンチャイ

ちゃんと償うから、買ったげるよ欲しいやつ、行きたいって言ってたよねアウトレット、春のウエアー? OK! 夏用も? OK! 秋も冬も? OK!OK! じゅえりー? 

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もう一度だけ、聞かせて欲しいの、ジャニー
もう一度だけでいいから、弾いて欲しいの、ジャニー・ギター

孤独で、気高くて、鎮静したあなたの世界、ただの男なら誰だって住めやしない、まして女の私が

お店の姫たちは裏で話しているわ、多分あなたはヒットマンだって、深情けは禁物、惚れちゃいけない男、ふつうの生活は望めない相手だと

私は気のいい酒場の女、お客の甘い言葉や優しさなんか、ウソだと分かっているけど

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原曲は作者不詳(1930年頃、アメリカ) この曲は浅川マキ ヴァージョン、全6分。

私が生まれたのは、緑に囲まれた教会、その牧師の家だった
学校で教育も受けたし、ちゃんとまじめにがんばって、すなおにきちんとしなさいと、両親からの躾けも受けた、幸せになるためとか、そんなことを言う以前の、それが「生活」というもんだから、と

同じ土地の男の子、細身で、笑うときはフフフと、手で口をおおって息だけ吐い

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今どこに、憧れに描くその人は、あの山のあの雲の彼方に? 見渡す海のあの船の彼方に?

今どこに、募る想いに騒ぐ胸、夢に現われたあの方は、私とだけ目を交わし、私とだけ息を分かち、私とだけ命を重ね、私とだけの愛を、私とだけで結んで

きっといるはず、この空の下、私と同じ想いを抱いて、待ち焦がれてしまった私の心、でも、もっともっと強い気持ちで、きっと私を見つけてくれる

きっといるはず、この網の目の街の

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のぞいて見たいよ、君のスマホ、誰にスキをくれてんだろう、休み時間も、そんなにみつめて、ときどきニッと笑って

のぞいて見たいよ、その note、誰をフォローしてるんだろう、昼食の時も、まるで首ったけ、ときどきため息ついて

のぞいて見たいよ、その投稿、どんな名前で公開してるんだろう、帰りのときも、小さな指で、連打して

歌なんて作れないし、詩だって、イラストなんか全然、ただ体動かして、ボール蹴飛ば

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らびゅ、ぁらびゅ、離れないわ、この愛から、らびゅ、ぁらびゅ、離さないわ、この愛を、あいぅふぉろうひむ

聞いてはいたけど、本当なのね、一目ぼれ、彼で決まりよ、もう迷いの余地なんてないわ、あいぅふぉろうひむ

自分でもびっくり、ニョロッと動いたのよ、欲望の沼の奥の淵の底、あなたにもその内きっと分かるわよ、女の蛇が、あいぅふぉろうひむ

見て見て、彼がそうなの、ご自由にどうぞ、何とでもおっしゃって、あ

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精霊たちの声がする、もう拒むのはやめにして受け入れようか、もがいて喘いでこと切れて、そんな旅立ちなんて、決して天寿全うとは言えないが、決して成すべくして成った人生の形とは言えないが

それなりの好機も幸運もあった、努力も重ねた、とはいえ、信仰というほどの夢と、修行というほどの禁欲が、なかったけれど

現役のシガラミから解放されて、やれやれも束の間、今では白くて清潔な牢獄に横たわって、日長一日の毎日

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んなことの理由は後にして、先ずは楽しみましょ、その方が賢明、というよりは、クレバーかしら

さて、モラトリアムはもうお終い、そろそろ社会人を始めなきゃ、それなりに着飾ったペルソナでの御登場、ペイパームーン人生の幕開けよ

make-believe 、共演しましょ、そうすれば本物になるかも、あなたの愛があれば、一人よがりでなくなるわ、私の価値体系の中で、ご一緒できないかしら

仮装よ、フリをすればい

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今じゃ会社人間さ、仕事人生だよ、でも目標ができたのさ、家庭ができたんだよ、むつむ命のあい結び一つカマドの火をおこし、あの「生活」を始めたのさ

人は土塊から創造されたんだって? 泥沼から葦の芽のように生えたんだって? しけた神話じゃないか、俺はきっと「黒いダイヤ」から生まれたね、火をつけりゃカッカと燃えて、生命を宿した油の石、黒光りのエロスの石だよ

特技なんてありゃしない、体力で稼ぐだけ、接客な

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今夜は二人っきりよ、どうせまた終電車でしょ、ライブハウスよ、シモキタザワ、いつまでも学生気分なんだから、今どきロックンロールだなんて、あんな音楽まだ生きてたのね、まさかドラッグなんかやってるんじゃないでしょうね、あの子

What ?

やっぱりワルツよ、三拍子の円運動、それがこの世の本質なの、一時のハヤリ熱みたいな音楽とは違うわ、何百年もの歴史があるんだから、ロックに100年の継続があるかしら

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彼女は純全なんだ、その胸に証しの金印の星、maybe に女の子、というんじゃないんだ、天の言祝ぎを論拠にして演繹的に帰結された女子、なんだ

そうなんだ、おそらく多分もしかしたら確率的に偶然に、といった現象物じゃないんだ、だから俺の、そしてみんなのidol なんだ、高嶺に仰ぐその雲の上、そう、選り分けの花姫なんだ

だからみんなのもので、だれのものでもないんだ、一人の男を愛するだなんて、そんなこと

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