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【冷え性対策】で健康生活を!おすすめ方法とポイントを紹介します

普段、冷え性(特に手足の冷え)で困っている患者さんと接することが多く、冷え性は様々な不調を引き起こす厄介な症状です。

そこで、冷え性対策を4つの視点から解説します。
お伝えする全てのことを取り入れるのは難しいかもしれませんが、できそうなことから始めてみませんか?

きっと、あなたの不快な症状をやわらげるヒントとなるでしょう。

本題へ入る前に、私の自己紹介をさせていただきます。

京都市内で癒しマッサージ鍼灸院を運営。

では、本題へ進みましょう。


お勧めの冷え性対策を一挙に4つ御紹介

1. お風呂で体をじっくり温める

冷え性対策の基本は、お風呂で体をしっかりと温めることです。
以下のポイントを意識すると体のぬくもりを維持しやすいです。

  1. お湯の温度は40℃前後にする

  2. 湯冷め防止に、入浴後すぐに服を着る

  3. 15分~25分くらい湯船につかり、全身をあたためる

冷え性の人がやりがちなお風呂の入り方は、お湯を43℃ぐらいにして、5分入って、暑くなって湯船から出てしまうことです。
これは浴室の熱が急に頭に上がって、のぼせた状態になることを意味します。

一方で、足や手は全然温まっていません。
これを『冷えのぼせ』といいます。

この冷えのぼせは、手足が温まらないだけじゃなく、

  • 動悸

  • ふらつき

  • 手足の脱力感

などの症状を引き起こす場合もあるため、お湯を高温にして、短時間で出るのは気をつけたほうが良いですよ。

入浴の仕方については、こちらの記事が参考になります。

2. 温かい飲食を心がける

体を内側から温めるためには、温かい飲み物や食べ物を積極的に摂取しましょう。

具体的には、以下の物が挙げられます。

  1. 鍋料理

  2. お味噌汁

  3. ホットミルク

  4. 白湯(水を温めたもの)

以上を摂取するのがお勧めです。

とはいえ、夏になると冷たい物が食べたくなりますよね。
お腹を壊さないように、冷たい物を飲んだり食べたりするときは、以下の点に配慮されるのが良いと考えます。

  1. 冷たい物を飲む時は氷を入れ過ぎない

  2. 冷たい物を食べるときは温かい物を飲む

  3. 冷たい物を飲むときは温かい物を食べる

体を温める食べ物・飲み物については、こちらの記事が理解しやすいです。

3. 適度な運動で血行促進

運動不足は冷え性の原因になります。
適度な運動で血行を促進し、体を温めましょう。

運動といっても、難しい内容に取り組む必要はありません。
以下のことを継続するだけで十分です。

  1. 朝と寝る前に10分間のストレッチをおこなう

  2. 週に4日、1日20分の筋力トレーニングを続ける

  3. できるだけ歩いたり自転車に乗ったりする時間を増やす

以前、運動を続けるためのコツを記事にしたので、こちらも参考にしていただけると幸いです。

4. 温かい服装で体温を逃さない

冬はもちろん、夏でも冷房の効いた室内では、冷え対策を意識しましょう。
具体的な対策を以下に示します。

  1. 寝るときは腹巻きをする

  2. サンダルやスリッパでの外出をひかえる

  3. 夏場でも寝る時は足元にタオルや布団をかける

夏は気温が高いので、手足の冷えを感じないことがありますが、実は冷えていることもあります。
そのままだと、

  • 腰痛

  • 肩こり

  • 足がつる(ふくらはぎのこむら返り)

を起こすことがあるので、注意が必要です。

まとめ

以上の内容をまとめると、冷え性を改善するためには、

  • 適度に体を動かす

  • お風呂で体を温める

  • あたたかい飲食を心がける

  • 体を冷やさない服装を意識する

ことが重要になります。
冷え性は生活習慣の改善で克服できる問題です。

これらの対策を実践していただき、少しでも手足の冷えがやわらげば幸いです。

では、今回の記事は以上で終了です。
Xでも健康情報や鍼灸・マッサージに関わる内容を発信しているので、ご覧いただけると記事を書くための励みになります。



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