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スマホで情報過多になったけど、人によって情報が違い過ぎる。結局のところ情報弱者はそのままだって話。

よく言われるのはインターネットによって、誰もが情報にアクセスできるようになった。だから情報過多になっている。情報格差は無くなっていく。

こんな話を聞きます。

なんとなく納得していたのですが、最近どうも違うなぁと感じるようになりました。

スマホの中身が違い過ぎる

職場で観察すると同世代から年上・年下関係なく、常にスマホを触っています。推定ですが、ネットを使っている時間は誰しも、あまり変わらないよううな気がします。

しかし、話をすると驚くことがありました。

後輩の女の子「○○チャンネルの◇◇さんがこんなことを言っていました」
僕「誰それ?」
後輩の女の子「有名なユーチューバーですよ。勉強になるんです。」

彼女の情報収集元なのでしょう。彼女の情報は僕は知らない内容でした。


今度は僕が読んだ記事の中で、ビルゲイツのコメントが感慨深く、その学びを伝えると
後輩の女の子「誰ですか?その人、、」
僕「えっ、!!」

僕にとっては衝撃でした。自分の中ではビルゲイツは超有名人だったので(ビルゲイツを知らない人、ごめんさない。情報の差異を比較したいためなので、、(;'∀'))

他にもアマゾンはもちろん知ってますが「ジェフ・ベゾス」を知らなかったり、僕の持っている情報と後輩の情報の違いに驚きました。

これは年齢の違いだけでは片づけられなく、同世代でも情報・使う言葉(ワード)、表現などカルチャーショックを受けることがあります。

同世代で、さらに同じ職種でも。

環境で違うんだなぁと、、


この違いを可視化すると面白くて、スマホの中身を見れば歴然です。
1,インストールしているアプリが違う
2,インストールしているアプリの数が違う
3,そもそもアプリを使わずブラウザから検索に入る

こうなると触れる情報が異なってきて
1,自分の履歴からレコメンドされた情報ばかり見るようになる
2,広く情報に触れているようで、実は狭い世界を回遊している
3,検索が生かせていない

こんな着地点です。


SNSワクチン

スマホの中見について書きましたが、その中で特に影響力があるのはSNSです。

SNSにハマり過ぎると大きな弊害があります
1,誰でも発信できるので、間違った情報に踊らされる
2,人は批判に注目してしまう(不倫などの情報を切り取られた一場面だけで判断してしまう)
3,そんなこんなでSNS中毒に陥ってしまう

このように多くの情報に触れられる環境であるがゆえに、不確実で狭く、そして深い泥沼へハマってしまう可能性もあるのです。


人は自分と心地よい情報や同じ意見の人を取り込もうとします。しかし、その結果視野欠損になる可能性もあります。

対策をTwitterで言うなら、好みの人をフォローするだけでなく、意見が合わない人もフォローしてみる。

ある程度ノイズを入れた方が「もしかして」と思考が外へ向くかもしれないし、自分を内省できるチャンスとなるかもです。

つまりSNSを使うときには自分と異なった意見の人にも触れてみるのがよいかと。そうすれば視野欠損を予防するワクチンの役目になるのではと思います。

ちなみに偉そうに書いている僕ですが、自分も傾向があるので戒めの意味も込めて書いています(;^_^A

皆様のお役に立てるnoteになれば幸いです。