【教育】通る声の出し方
今、私の小学校では卒業式の練習真っ只中です。
卒業式では必ず、一人ひとりが声を出す場面があります。
卒業証書をもらう時や6年間の思い出を振り返る呼びかけ。
そんな時、傍から聞いていて感じるのはよく声が通る子と通らない子がいることです。
大きな声を出しているのだけれど、よく聞こえない人。
そんなに大きな声ではないけど、よく聞こえる人。
一体何が違うのか。
それは、音の高さだと気が付きました。
声が高いと、遠くまでよく通るのです。
だから、子どもには地声より1オクターブ高い声で、頭のてっぺんから声が出ているつもりで言いなさいと伝えています。
私自身も人前で話す仕事なので、声の通りは気にしています。
元気なときは、意識して高い声がだせているのですが、疲れていると声のトーンが低くなります。
声のトーンが低くなると、どうしても子どもたちの耳に届かないんですね。
この間言われたことでびっくりしたのが、
「たまにTAKE先生の話を聞いても頭に入って来ないときがある。」
これは、クラスのしっかりしている真面目な女の子に言われました。
言われたときが、すごく疲れていたときだったので声のトーンが低くかったのだと思います。
だから、声の出し方って大切だなって。
ちょっとの違いで、伝えたいことも伝わらなくなってしまいます。
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