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日本医学会総会関連イベントから学んだこと

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2019年04月05日、私は一般客として健康未来EXPO 2019(以下EXPO 2019)に参加しましたが、EXPO 2019を介して学んだ医療に関する事柄を掲載します。
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2024年1月の記事一覧

「MedBridge」:日本医学会総会2023東京 博覧会 コミュニティ クリニック 03

「MedBridge」:日本医学会総会2023東京 博覧会 コミュニティ クリニック 03

2023年04月22日、私は東京国際フォーラムを訪れ、一般客として、日本医学会総会 2023 東京 博覧会(以下2023博覧会)に参加した([1])。



2022年03月01日、株式会社MICINは、昨年自社開発した外科手術を受ける患者向けの周術期ケアアプリケーション ソフトウェア「MedBridge(メドブリッジ)」シリーズの1つ目として地域を限定し提供していた、心臓血管外科領域の周術期に

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「健康日記」:日本医学会総会2023東京 博覧会 コミュニティ クリニック 02

「健康日記」:日本医学会総会2023東京 博覧会 コミュニティ クリニック 02

2023年04月22日、私は東京国際フォーラムを訪れ、一般客として、日本医学会総会 2023 東京 博覧会(以下2023博覧会)に参加した([1])。



私達が心身の不調で医療機関にかかった場合、その時の診療の記録や検査結果などは、診療を受けた医療機関だけにカルテ(診療記録)として保存・保管される。処方薬の情報や別の医療機関を利用した場合も、それぞれの場所に保存・保管されている。



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医療ビッグ データの利活用:日本医学会総会2023東京 博覧会 コミュニティ クリニック 01

医療ビッグ データの利活用:日本医学会総会2023東京 博覧会 コミュニティ クリニック 01

2023年04月22日、私は東京国際フォーラムを訪れ、一般客として、日本医学会総会 2023 東京 博覧会(以下2023博覧会)に参加した([1])。



2012年の情報通信白書によると、ビッグ データとは「事業に役立つ知見を導出するためのデータ」と定義されている。ビッグデータの特徴として、データの規模、種類の多様さ、利用方法、および、リアルタイム性などの量的・質的な側面が挙げられる。 

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展示物から「次世代スマート ホスピタル202X 看護」を振り返る:日本医学会総会2023東京 博覧会 次世代スマート ホスピタル202X 03

展示物から「次世代スマート ホスピタル202X 看護」を振り返る:日本医学会総会2023東京 博覧会 次世代スマート ホスピタル202X 03

2023年04月22日、私は東京国際フォーラムを訪れ、一般客として、日本医学会総会 2023 東京 博覧会(以下2023博覧会)に参加した([1])。



「次世代スマート ホスピタル202X」は人生100年時代における次世代のスマート ホスピタルの姿を紹介するものである。



スマート ホスピタルは、情報技術(Information Technology:IT)を用いた医療サービスの質の

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「次世代スマート ホスピタル202X 治療」 便移植療法編:日本医学会総会2023東京 博覧会 次世代スマート ホスピタル202X 02-07-01

「次世代スマート ホスピタル202X 治療」 便移植療法編:日本医学会総会2023東京 博覧会 次世代スマート ホスピタル202X 02-07-01

スマート ホスピタルの解説は既に、「展示物から「次世代スマート ホスピタル202X 診察」を振り返る:日本医学会総会2023東京 博覧会 次世代スマート ホスピタル202X 01」で実施済みである。

便移植療法は健康な人の便に含まれている腸内細菌を病気の患者に投与する治療法である。糞便移植や腸内細菌叢移植(Fecal Microbiota Transplantation:FMT)とも呼ばれ、再発

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