肥満は『死』の危険性アップ!老後を楽しむために今から始める3つのコト
どもども~♪ たけちよです。
今回は肥満で悩んでいる方には少し考えさせられる内容になっているかと思います。
もし、今あなたが『痩せたいなぁ』と悩んでいるとしたら、ほとんどの理由が『健康診断に引っかかったから』とか、『痩せてモテたい』とか、今を生きる理由だと思うんですよね。
いや、確かに全然アリだと思います。むしろ正解だと思います!ダイエットするなら少しでも早い方が良いに決まってますもんね♪
ただ、今回は少し視点を変えてナゼ痩せた方が良いのか?痩せなかったことできっと後悔する理由などを書いていきます。
ちなみに、織田信長が「人間50年~」と謳っていたのを何かで見たり聞いたりしたことがあると思います。しかし今や男性50歳の生存率は約96%、83歳でも約50%が生存し、最近ではもうすぐ人生100年時代になるとも言われております。
今は病気とは無縁で、まさか自分が大病にかかるなんて1ミリも考えた事がないと思います。逆に、『これだけ自由に飲み食いしてたら太るのも当然だし、病気になっても仕方がない』と割り切っている人もいると思います。
今はそんな風に思っていても、いざ病気になったらきっと後悔する事間違いなしです。例えば、もしあなたが85歳で亡くなる事が決まっていて、亡くなる直前にしか病気にならないのであれば、今の自由な生き方で何の問題も無いと思いますが、
予想よりもかなり早く病気になってしまって、死ぬまで不自由な生活を送る事になってしまったらどうでしょうか?また、そんな時に限って宝くじが大当りして、せっかく大金を手に入れたのに施設や病院にしか使う予定が無かったり、
大金を残したままこの世を去る事になったとしたら、何かスゴイ勿体ない事をしてしまったような気になりませんか?
まぁ、宝くじの大当りは言い過ぎかもしれませんが、老後の楽しみのために蓄えた貯金や投資なども楽しみのために使えなかったら、何のための貯金や投資なのか分からなくなっちゃいますよね。
そんな感じで、今回は将来の自分が後悔しないようにするために、肥満である事の怖さと、痩せるための対策などを書きたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい♪
肥満は万病の元!
肥満自体は病気ではありません。しかし、肥満状態では、病気の確率がグンと高まります。肥満によって発症のリスクが高まる疾患としては、
「糖尿病」「高血圧」「高脂血症(脂質異常症)」「脂肪肝・脂肪肝炎」「がん(悪性腫瘍)」「高尿酸血症(痛風)」「心筋梗塞・狭心症」「脳卒中」「腎臓病」「睡眠時無呼吸症候群」「ひざや股関節の痛みや変形」など、様々なものが知られています。
ものスゴい数ですよね^^;
特に肥満者は、メタボリックシンドロームにならないように注意する必要があります。メタボリックシンドロームとは、肥満(正確には内臓脂肪型肥満)にプラスして、高血糖・高血圧・脂質異常の3つのうち、2つ以上が重複した状態のことをいいます。
それぞれの異常がたとえ軽度であったとしても、複数の異常が同時に生じているメタボリックシンドロームでは、動脈の内壁が厚くなり、また硬くなる動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳卒中など、『死』に直結する重篤な疾患に陥る危険性が大きく跳ね上がります。
では、BMI(肥満の指標であるボディマス係数)、あるいは体重が増加すると、どれくらい病気になりやすくなるのでしょうか。
「BMI」の算出方法
「BMI = 体重kg ÷(身長m)2」
判定基準
BMI 18.5未満 → 低体重(痩せ型)
BMI 18.5〜25未満 → 普通体重
BMI 25以上 → 肥満
まず、BMIが1高くなると、糖尿病の発症リスクはおよそ20%増加すると推定されています。また、肥満と血圧の関係について解析したいくつかの研究によると、BMIが25以上の肥満者では、高血圧を発症する確率は、BMIが18~25未満の人の2~3倍増えると推定されているといいます。
さらに、日本人男性約5000人を4年間追跡調査した研究では、高コレステロール血症の発症リスクは、BMI21~21.9の人に比べてBMI27~27.9の人で1.8倍、BMI29~29.9の人で2.7倍になることが報告されているそうです。
また、同じく日本での研究結果から、メタボリックシンドロームを発症すると、心疾患を発症する割合は、1.9倍になることが示されているといいます。
肥満はがんのリスクも上昇!?
一方、肥満と直接関係がないように見えるがん(悪性腫瘍)についても、多くの研究から両者の相関性が高いことが明らかになっていると述べています。
実際、国立がん研究センターは、肥満によって男女ともに大腸がんと肝臓がんが増えること、閉経後の女性が乳がんにかかるリスクが増加することを報告しています。
また、欧米人を解析した研究によると、がんによる死亡リスクは、BMIが22.5~24.9の人に比べると、BMI30~34.9で1.3倍、35~39.9で1.5倍、40~49.9で177倍になることが示唆されています。
このように、肥満になると様々な疾患を発症する確率は高くなり、その結果、死亡する危険性は高まることになります。
例えば、世界中の様々な地域における肥満の危険性について調べた2016年の論文によると、東アジア人はBMIが22.5~25で最も死亡率が低く、BMIが5増えるごとに死亡リスクは約30%上昇することが報告されているのです。
重度の肥満の人は寿命が約10年短くなる
ここから先は
¥ 180
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?