見出し画像

アポイントの優先順位

こんにちは。

緊急事態宣言も延長が決まり、店舗運営してる立場としては7日から営業しようか、政府が再検討をする14日まで休業にするか、迷っている真っ只中。とりあえず、明日いっぱいまで考えて答えを出そうと思ってます。

小売業のみなさん本当に大変だと思いますが、頑張って一緒に乗り切りましょう!!


さて、今日は、プレジデントオンラインにあった、デキる人たちが就寝前の「熟考の時間」にやっていることという記事に書かれていた内容について書きたいと思う。

もともと社会人1年目の時にプレンジデントの雑誌を定期購読していたのだが、内容が薄いと感じ定期購読を止めた。

案の定、デキる人ってどういうヤツだよ!笑 って突っ込みたくなるような薄ぺらい題名なのだが、記事内にある「自分ミーティング」の時間を確保しようは、自分自身の経験からもとても大切なことだと実感しているので共有したいと思う。

一番大切なお客様

僕はもともと商社で営業をしており、数字目標を立てながら日々営業活動をしていたわけだが、1年目の時から鼻息あらく、同期はそもそもライバルと思わず、5年目程度までの先輩たちは秒で抜いてやると思いながらワークしていた。

秒で抜くためには社内の先輩から営業手法を学んでも差が縮まらないと考え、他業種の優秀と言われる営業マンを紹介してもらい、積極的にアドバイスをもらっていたのだが、とある外資系金融の営業マンに頂いたアドバイスが非常に勉強になった。

それは、「アポイントはお客様に取るより先に、自分自身に取りなさい」。

ぽかん、、、である。

その営業マンいわく「自分にとって一番大切なお客様は自分自身。よって、一番最初にその時間を確保しなさい。」要は、「自分について考える時間を一番最初につくりなさい。」ということを言いたかったのだ。

当時、予定をガンガンに詰めまくっていた自分にとっては全く持ち合わせていない考えであった。

人は忙しくなればなるほど、自分をないがしろにしがち。一番考えなくてはいけない自分のことを考えられなくなるから、とにかく一番最初に自分の時間をスケジュールに入れるのが、成長への大事な一歩だと教えてくれたのだ。

僕は商社に6年ほど勤めたのだが、今振り返るとその6年間で一番の学びだったかもしれない。

それから僕は意識して自分の時間を確保するようにしてきたし、今は無駄な付き合いを排除し、考える時間を少しでも長く確保できるように努めている。

時間の奪い合い

僕たちの日常生活は、振り返ってみるとお互いの時間の奪い合いだと心底思う。上司の雑用、お客様の我儘、友達の頼み事など、例をあげればきりがないほど他人のために自分の時間を費やしている。

もちろん、他人の為に時間を使うからこそ、そこに価値と御礼が発生し報酬に繋がるわけだが、それでも自分を大事にしなさ過ぎていると実感する。

コロナの影響で自粛を余儀なくされ、自分の時間が確保できると思いきや、会社や上司の管理下から外れてもなお、zoom会議で時間を搾取され、挙句、寂しさを補うためにzoom飲みを行い自ら時間を他人に捧げる始末。

もちろん、こんな時だからこそ人の温もりや繋がりが欲しいのは十分理解できるが、それにしても感が強い。

自分についていつ考えるのか?

僕自身、1人で考える時間は年々増えている。同じ環境下では煮詰まるので、環境を変えるために一人で温泉に行ったりもする。多くの人からは「変わってるね」「寂しくないの」と言われたりするが、そもそも目的が違う。

また、「独身だからできるんだよ」とも言われるが、もちろん、可処分時間が長いのは認めるが、イコール既婚者が自分の時間をないがしろにしていいというわけでもない。

繰り返しではあるが、無意識に生活していると、気づけば他人に捧げている時間は本当に多い。また、他人は悪気も無く時間を搾取しに寄って来る。

もし、「自分の時間」を意識していない人がいたら、他人から、「今日あいてる?」「この日時間ある?」といった誘いに対して、「自分自身に使う時間を確保した上での空いている時間なのか」を一度問うてから返事をしてほしいと思う。

そして、自分の時間を大切にして欲しいと思う。

この記事が参加している募集

私のイチオシ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?