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私はいま、タイにいます

海外旅行にさえほとんど行ったこともなく、冷帯地域である北海道(は最東端)出身の私が、なんと熱帯地域のタイに住むことになりました。

自分の人生において「いつか海外で暮らしたい」と思っていたものの、それがこんなに早く来るなんて……!

しかも東南アジア!これは予想外でした。

ただ、これまでしてきた海外旅行がベトナム、台湾、韓国だったのですこしほっとした気持ちも。


はじまりは夫の転職から

昨年12月、夫が10年勤めた会社を辞め今の会社に転職しました。そこで大きく生活が一変することになります。

今年の正月明けに初出社を迎えた夫は会社から早々に「何月からタイへ行ける?」と聞かれ、鳩が豆鉄砲を食ったようとはまさにこのこと。

「え、もう!?」「しかもタイ決定!?」というのが私たち夫婦の気持ちでした。

転職した際の条件ではあったので、駐在員としていつかはどこかに行くことになるかな~くらいに思ってはいつつも、まさかそんなすぐとは思わず。

夫が前職を辞めたタイミングで新居へ引っ越しもしたばかりでした。

1月末、2月頭とどんどん具体的に夫の準備が進んでいき、4月1日に出立することが決定。

トントン拍子にいろいろ決まっていき、私の心は置いてけぼり……。

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わたしはつくりあげたばかりの新居をいたく気に入っていたし、静かなところでご近所さんもご家族ばかりで治安もいい。私の職場からも電車で一本で通いやすいので、子供ができても暮らしやすいな、なんて考えていたのに……。

海外に暮らすことは夢のひとつだったけど、まさかしかもこのコロナのタイミングで!?


最も大きな問題

さらに不安だったのは、私がいまの会社での仕事を続けられるのか否かという問題。

コロナ禍でリモートワークを一年以上続けているので事実上どこでも働くこと自体はできる。でも、それがタイ国として問題のないことなのかどうか。それが夫婦の中での最も大きな問題でした。

わたしは仕事を辞めたくない。かといって夫と離れることもいやだし……。

でもやっぱり最も怖かったのは、キャリアにいったん幕を閉じるということでした。

今年33歳。その先もしも日本に戻ってきたときに、果たして再就職できるのかどうか……。きっと子供もいるだろうし……。

そのため、日に日に迫ってくる夫の渡航に、「単身赴任」という道を考えていたことも事実です。

それからいろいろな方にお力をお借りして、今タイでリモートワークを継続するに至ります。

タイに10年ほど暮らすわたしの大学時代からの親友や、夫の現地法人の社長さん、私の会社の人事部の方、本当にたくさんの方々に相談をして問題ないとわかったことで、ようやく腹を括ることができました。

心から感謝の気持ちでいっぱいです。


そして、夫から遅れること約2か月後の6月5日にタイへと旅立ちました。

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本格的にはじまったタイでの生活

14日間の隔離期間をあけ、ようやくタイの自宅で二週間目を迎えている今。

この約半年間は仕事とタイ移住準備の両立と、まさに「怒涛」という言葉がぴったりなほど多忙を極めていましたが、何事もなく健康で無事に乗り越えられたことに安堵しています。

今週は環境にすこしでも慣れるためにお休みをもらい、自分の心と身体を整え中です。

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タイ・バンコクはほぼロックダウンに近い状態が続いてて、店内飲食は今週からまた不可に、博物館など密集する場所も営業中止です。

いまはできる範囲ですこしずつタイの魅力を肌で感じ、「自分はこの国で暮らしているんだ」ということを実感していこうと思います。


タイへ渡航する際の準備や隔離期間中の様子などは、また追々アップできたらします。もう、ほんとうに二度と経験したくないほど大変でした!!(笑)

でもいま毎朝6時に小鳥たちのさえずりで起こされると、「頑張ってよかった」と思えます。

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(いつも不思議な鳴き声で鳴く鳥がつがいでバルコニーに姿をみせてくれました)

もうしばらくは「これぞタイ!」という生活はお預けかもしれないけれど、そのくらいゆっくりなほうが元来インドアの私にはちょうどいいかも。


タイでも元気に、わたしらしく生きていきます!

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