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自分にとっての居心地の良さを大切にする

最後の更新からこんなにも時間が経っていた。一日、一週間、一か月、一年……本当に時間が過ぎるのはあっという間。

未曾有のこの状況に遭遇して、もうすぐ一年近くが経つことになる。たくさんの人の心を揺さぶっているこの出来事が、いつの日か「経験出来て良かった」と思える日がくるのだろうか。


私の生活も一変。お客様に会いにいくことが当たり前だった仕事内容は、今では「オンライン」での面会が当たり前になり、どこにいても会えることができるようになった反面、「温度感」を感じにくくなったのも事実。

ちょっとした会話が、なかなか出来ないことにもどかしさを感じる。


去年の4月から、私は自分のチームをもつことになった。慣れない仕事に、慣れない環境。とにかくがむしゃらに仕事と向き合った一年間だった。ここ数年、毎年何してたのか記憶がない、という過ごし方をしてきたけど、去年ばかりは一つひとつの出来事を鮮明に覚えている。

とにかくそれだけ、イレギュラーな一年だった。


この一年を通して、考え方も随分と変わったように思う。それまでの私は「~すべき」という自論に縛られていて、とても窮屈な人間だった。けれど、それぞれ生きることに対してなんのルールも、規則性もないことをこの出来事で思い知らされた。

もっと幸せになるために「こうしたい、このほうがいい」はあるけれど、「すべき」なんてことは、実はそんなにないのだと。


とにかく「自分を好きでいるため」の工夫をしてきた。

職場のある東京を出て、今は近郊の静かなところに住んでいる。ここは本当にのどかで、西日の差し込むとても気持ちのいいお部屋。

毎日を快適に過ごせるように、掃除も洗濯も毎日している。面倒な気持ちよりも、その生活が今の私にとって必要なことだから、全然苦じゃない。

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好きなものだけを周りにおいて、居心地のいい環境に整えた。

それが私で、私はそれでいい。


様々な情報が行き交う中で、私は自分を何度も見失いそうになった。

「私はなにがしたいんだろう」
「私にとっての大切なものってなんだろう」
「私って何者なんだろう」

でも、結論は最初から決まっていた。


別に何者にもならなくていいし、そもそもこれが私で、私が選んだ道で、私が大切にしたいものはいま、目の前にあるものたち。

ただそれだけでいい、それでいい。

自分を好きでいるために、居心地の良さを大切にしていきたい。それが本当の自分自身だと思うから。


今年もまた、大きな変化が訪れようとしている。その時が来ても、心にゆとりをもって迎えられるように。

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肩の力を抜いて、大きな荷物は置いて、ただ自分を好きでいる。

それが今の私にとっての準備物。

迷ったっていい。悩んだっていい。回り道したっていい。

どんな自分も、許してあげる。

そうしながら、この一年を気持ちよく過ごしていきたい。

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