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書籍巡り vol.6

こんにちは。書籍巡りのお時間です。

今回の3冊は、現代アートのいろいろなあり方について知れる書籍の紹介です。

私が現代アートに興味を持ったきっかけにもなった3冊の本たち。


英国美術の現在史 ターナーの歩み

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現代美術を初めて知ったのは、このターナー賞の歩みがきっかけでした。森美術館で開催されたこの展示。カルチャーショックのような感覚を受ける作品たち。どれも社会的な側面をコンセプトに持ちながら、作品のあまりの美しさに息を呑みます。


彫刻家 エル・アナツイのアフリカ

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神奈川県立近代美術館 葉山で購入した、展覧会カタログです。エル・アナツイは彫刻家とありますが、インスタレーションの域。

作品も素晴らしいのですが、作品をつくる上での仕組みづくり、アフリカの社会的な背景にもスポットを当てて制作している作家です。


クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワーク=プロジェクト 柳正彦 図書新聞

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21_21で行われた展覧会です。クリストの作品は有名ですね。パラソルや布を使って景色を一変させる作家です。

当時のクリストは、ドローイングなどを販売して制作費の足しにしていたり、芸術表現について作家の映像みたときには、アーティストにとって芸術表現は、人生を賭けた本気の生き方だ、と印象を強く受けました。


初めて現代アートを見たときに、価値観の違いに驚いたり、考え方に共感したりを繰り返し、「新鮮な驚きは、私の生きるエネルギー」となっているように思えました。

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