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タケイコレクション①「グリーンズボロ日本語弁論大会」Tシャツ




久しぶりの投稿である。

一度更新をサボるとずっとサボってしまう。

良くない癖である。




僕は洋服が好きで暇があれば見ている。


特にTシャツが好きで、家には結構な数がある。



スニーカーのコレクターのように価値があるものを手に入れておけば
後々値段も上がって自分の資産や財産になるのだろうけど、
残念ながら僕が集めているTシャツはほとんどが価値が低いモノばかりだ。



価値が無い物に勝手に価値を見出し、
勝手に興奮して手に入れるその服たちは愛おしくてしょうがない。




この燃え滾る熱い気持ちを聞いて欲しい!




そう思ってもそんな物好きもおらず、


ライブ後に僕の出待ちをしてくれる奇特な客に聞かれてもいないのに勝手に自慢をしている。



「いいですね」しか言えない優しさに甘え、
自分の承認欲求を満たしている。






金も無いので手に入れる服は安物ばかりである。


手に入れるTシャツは古着が多い。

誰彼が要らんと棄てたモノである。



そんなのだから普段着るのも難しかったり、
状態が極めて悪いモノも多いのだが、

その時の自分の心情でその服たちがとても愛おしく見え、
どうしても手に入れたいと言う衝動に駆られるのだ。



だからその僕が手に入れた、
セレクトしたコレクションを見て欲しいと思い、
こうしてこの場に書く。



この気持ちが共有できないのは分かっている。

それでも少数の心には突き刺さるのではないかとも信じている。







前置きが長くなった。


今回紹介するのはこのTシャツ。


画像1


「第3回グリーンズボロ日本語弁論大会」Tシャツ

である。




あずき色のボディに大きくプリントされた弓を持った侍(?)。

やぶさめだろうか。違うか。討たれてるし。


画像2



プリントにも書かれているよう

これは2018年に行われた「第3回グリーンズボロ日本語弁論大会」にて

寄付を行った人のみが貰えるTシャツである。


つまり非売品。誰でも手に入れれるものでは無いのだ。




勿論明日の生活にも困っているような、
電気やガスが止まって見えるような僕が誰かの為に寄付なんかできる訳も無く、
たまたま立ち寄ったリサイクルショップで見付け購入したものである。





第3回と言うことは第2回や第1回もあったと言う事である。



しかし第三回大会は
昨今の大学教育に於ける補助金等の削減に伴い
寄付を募ることにしたそうなのだ。


そのリワードとして贈られる感謝の気持ちがこのTシャツ。

デザインも最高である。


ちなみにこのデザインはフライヤーにも使われているようだった。






僕はバンドTなんかも持っているのだが、
聴いた事の無いバンドのTシャツはどれほどデザインが良くても着れない性分で、
弁論も同じである。


弁論を聞かずしてこのTシャツは着れないのだ。




だからこれを機に外国人が日本語で行っている弁論と言うものを聞いてみようではないかと思い立ち候。



文明の利器YouTubeで探し、見付け、見てみた。



僕は深く感動した。




とても流暢に外国人の方々が日本語で話しているのだ。

堂々としており神々しくも見える。


男性、女性、アメリカ人に中国人、白人、黒人、黄色人種。


多種多様な人たちが壇上に上がって自身の話を他国の言葉で話す人たちに僕は感動してしまったのだ。



なんと素晴らしいのだろうか。



弁論。素晴らしい。良く分からないけど。


よく分からないけど素晴らしい事は分かる。


よく分からないけど素晴らしいと思う事がもう素晴らしいではないか。


僕の心の中に隠れていた弁論が今声を上げシュプレヒコールを上げている。





是非時間があるときに見て欲しい。



そして一緒に感動しよう。

日本語と弁論の素晴らしさを共に知ろうじゃないか。


知らないと言う人はもう今知るべきだ。


弁論界のポップマエストロの僕はもう弁論の虜である。


君の心にある弁論の扉は今こそ開かれるべきなのだ。



弁論。良い。絶対。




夢の一つに自分の書く文章でお金を稼げたら、 自分の書く文章がお金になったらというのがあります。