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この波にどう乗る?

最近のニュースや、イベントに参加したり、
色々思う事があった。悲観してる時間があったら動こう!これに尽きる。

青森県が今熱い!?


最近、中国人観光客の急増で、ウェイボーの青森県公式アカウントのフォロワー数が130万人と人口の122万人を超えているとニュースで報じられて話題になっていた。
この人気で観光客も急増しているようですが、そのチャンスをしっかり活かしているかどうかは怪しい。

それとは反して、人口減少•高齢化問題はかなり深刻。身近な所でも子どもが通う小学校の新入生が少ないこともあり、地域の少子化の加速具合が気になる。
娘の学年がここ数年では1番多くて、何故か息子の学年が2番目に多い。
それ以外は10人前後少ない学年ばかり。
そのまま減少傾向。
しかも、夫が子どもの頃には、別にあった小学校が廃校になり、その地域の子たちは今はスクールバスで通って来ているのに、どちらの地域もどんどん減っていく。
スクールバスのルートに入っている集落の、農家のお母さん達に伝統料理なべっこだんごの作り方を習うイベントに参加して、その集落の子どもは高校生が1人と知る。もはや大人寄り。バリバリ頑張っているお母さん達は70代。本当に元気だし熱い思いで農業をやっている。
ただ、帰りにも崩れかけている小屋を見かけて、このまま何もしなければ我が家の集落もいつかこの状態に近い状態になるなと危機感を感じた。
うちの集落はだいたいが母屋と作業小屋とちょっとした農地がセットになっている家が多い。ただ、小さな規模の農家が多く、離れた所にも農地をもっているパターンで、集落としては、お隣さんとも物理的距離は近い。隣まで数キロ離れているような立地ではない。
車で2〜3分の近所でかりている農地も、空き家付き。所有者姉妹はアラフィフらしく2人とも関東在住。戻る予定無し?
その両隣も空き家。結果、2軒分の農地をかりていますが、建物の所有者は物件はそのままなのです。更地にするには費用がかかったり、固定資産税があがるから?農地と小屋以外、かりる理由がないけれど、空き家をリノベして何かしたい気持ちもある。
ただ、空き家をかりるなら我が家にもっと近い所にかりたいのもありなんとも悩ましい。

青森県では知事が宮下知事に変わってから、教育改革や少子化対策への動きが加速しています。教育改革の有識者会議は、毎回YouTubeで配信され、noteでも共有されている。

毎回、学びがあるので楽しみですが、これを各市町村レベルに落とし込むのはきっと時間がかかるだろうな…と正直思っています。
県の方針を待たずに、市町村レベルで、もっと小さい学校単位でできる事から動いていけば、いざ方針が固まった時には、既に改革のベースができていて改革を加速できそうな気がするのですが。学校というのは、そう簡単に方針転換できないのでしょうね。方向性を見誤るとひどいことになり。
校長先生次第なんでしょうけど。
前の校長先生は、休み時間に子ども達とサッカーをしたり、縄跳びをしたり、校長室にクイズを貼り、子ども達が答えがわかったら校長先生に言いに行くとか、とっても距離感の近い先生だったのでずっといてほしかったのに、2年で異動してしまいとっても残念でした。校長先生の存在で親の学校に対するモチベーションがこんなにも変わるのか…と、それくらい保護者も接しやすい校長先生でした。

少子化問題も、子育てしやすいやすい環境かといわれると…。子どもにとっての選択肢が少ない、無いものを並べるといっぱいでてくる。
習い事の選択肢が少ない
部活の選択肢が少ない
自力で移動しやすい公共交通機関が少ない
高校の選択肢はどんどん減っていく
子どもが遊べる場所が少ない。

結局、子育てにおいて教育と遊べる環境は密接だなとつくづく思います。教育もオンラインが普及して、意外と通信制の高校を選択している子もいるんだという事を最近知って。事情は様々ですが、そういう意味では選択肢が増えている要素もある。

十和田にある事に目を向けてみると
自然がいっぱい。
温泉もいっぱいある。
美味しい食材が当たり前に身近にある。
新幹線の駅が近い。行こうと思えば、東京まで日帰りもできる。
世界的建築家が携わった建築物が町中4個もある
図書館/安藤忠雄
美術館/西沢立衛
市民交流プラザ/隈研吾
市民ギャラリー/藤本壮介
美術館の目の前にはに、草間彌生作品の公園があり、美術館の壁には奈良美智の作品がある。美術館があることで、小学校でのアート教育とか親の私も一緒に受けたい興味深い特別講義がある。

人口6万人を切る小さな市で、元々住んでいた人の中には税金の無駄遣いだという人がいるけど、美術館が無かったら、町中に観光客が寄ろうと思う要素は少なかったと思う。私もその1人で、美術館があったから十和田に遊びにきてみた事から今がある。
ただ、ハコモノばかり作り、いざ市民が活動で使おうとすると、管理団体の頭がかたすぎて、使い難いのを役所はもっとなんとかして欲しい。使いこなせないハコモノは、結局税金の無駄遣いと言われても仕方ない。

ないものばかり探すより、今あるものに目を向けていくと、いい事もいっぱいあるし、うまく使いこなせていない施設をどうにか市民が活用しやすいようにできればって思うと、やれる事はたくさんありそうだ。
誰かがやってくれるのを待つより、できる事を始めた方が楽しい暮らしに一歩ずつ近づいている気がしてならない。

私は、2022年から市民活動として親子で遊べるボードゲーム体験会をはじめて、おさがり交換会を途中から平行して始めたり、2023年度からはおもちゃコンサルタントの資格を取得した事で東京おもちゃ美術館からおもちゃをレンタルしておもちゃの広場を開催したりしています。

近くでこんなイベント『あったらいいな』
誰かが『やってくれたらいいな』
をやってみた。

子育てをもっと楽しく

自分だったら、これが身近にあればもっと楽しいを1つ1つカタチにしてきた。

子どもが生まれてから、あったらいいな、そんな気持ちを抱えていたのですが、仕事をやめて、人生後半戦を見つめ直した時に、
自分でやればいいじゃん!と気づいた。

幸いそのタイミングで、出会った人達が協力してくれたり、動き出したら協力してくれる人が新たに現れたり。
動けば動くだけ、新たな出会いがあった。

そんな出会い運も後押しして、できるかも!っていう気持ちになれるというのもあります。

イベントに参加して下さる方々からも、こういうの待ってました!という声が多くて、やっぱりそうだよね、私もあればいいなと思っていたんですよ〜ってお話ししたり。

組織の継続、運営には課題はまだまだあるけれど、やりたい事もまだまだある。

個人で始めた事業も、今年新たに実行にうつそうとしている計画があるのですが、木下さんのVoicyを聞いていて、この波に乗るために、これもやったらいいんじゃないか!?と思う事が閃いた。

ちょっと、勇気がいるチャレンジになりそうですが、これを先延ばしにしていい事は何一つないと思った。一先ず、その道のプロに相談に行きたくてウズウズ。
それさえも、ド緊張ですが、問い合わせをするだけで命を落とす事はない。失敗したり、相手にされない事もあるけれど、挑戦しなきゃ何もはじまらない。
波に乗る事すらできない。
ただ、波を眺めているだけだったら、いつか波が落ち着いた頃、何をボーっとしていたんだ…となってしまう。
波に乗って、しばらくしたらまた違う波がやって来るときに、そちらへうまく乗り移る、先を見越して、先手先手で対策ができていたら、今更人口減少でヤバいヤバい言ってないんでしょうね。

高齢化、人口減少は社会の教科書で見た記憶が今更蘇る。当時の大人達よ…教えるだけで、何かしてきたのか?と言いたい。
でも、今からやっても手遅れだから何もしないのか、今からでも挽回する方向転換ができるかは、どれだけ本気で取り組むかにかかってる。
青森県は、十和田市は、この地域は、どれだけスピーディーに方向転換できるかな。
自分の身の回りからできる事をしている大人達に出会ったり、若者にも問題意識をもっと何かしようとしている子達の話しを聞くと、未来はちょっと明るい。

観光客すごいね!
人口減少やばいね!
言ってるだけなら、どっちにしても衰退しか待っていない。

身近な所から変えて行こう!いい波を感じたら、そこに乗っかる勇気も必要。そう思っていたらこんなに長くなってしまいました。
ここまで辿りついて読んで下さりありがとうございます。









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