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論点が全くかみ合ってない、遅刻云々の話。

 ネットで色んな情報を見ている中で、割とよく見かけてたんですが…。今回は、流石に気になったのでネタに挙げておきます。

個人的には、遅刻する・しないというのは単に

そのリスクに対する対処の仕方

が個人によって違うに過ぎない。それ以上の話は無い。

 例えば、私は遅刻はしたくないししない方です。でもそれは、自分の状況が客観的に

自分本位で遅刻を改めない場合、それに伴うリスク

のリカバリが大変になるから。後々の面倒さを考えたら、しない心がけがトータルでの自分のため。だから、しないようにしているというだけです。

 従って、実際にリーダーとして部下に相対していた時に

遅刻などはしないが、全然使えない人材

がいました。じゃあ、遅刻しないから見逃されるか?と言えば見逃しませんよ。(笑)

 つまり、遅刻をする・しないは自分自身の人生のリスクマネジメントということに過ぎない。ひろゆきさんが言ってるのは、

自分がどこでマイナスどころかプラスにもっていくのか?

という発想の一端を語っているのであり、遅刻が容認されるかされないか、の話ではない。そこがわからずに、ズレたこと言ってんなーと思いましたね。

 実際、どんなに注意しても少しばかり遅刻してしまうとかギリギリにくる奴っていました。じゃあ、その際にひたすら怒り続けるのか?と言ったら私はそんなことはしない。上で書いたように、

トータルでリカバリしているのなら、そんなに深刻には捉えない

でいました。表向きはその度に注意はしてましたが、それは当人にだけ甘い顔をしている、といった誤解を避けるため。いわばポーズ。マネジメントのスキルの一環とも言い換えていいでしょう。

 ひろゆきさんの場合、仕事を受けるにしても相手からの申し込みがあっての話。過去には2ちゃんねるの訴訟などのトラブルメーカーの印象が濃かった時には、完全なるヒールやアンチの扱い。今は忖度せずに切り込むトコがキャラとして受けている。だから、オファーが彼にやってくる。

 おそらくご本人は、そういうところも見抜いてマイペースで出演しているのでしょう。こうして欲しいんだろうな、と洞察しつつ自分のペースを崩さない。飄々淡々としたトコが、ウケるのでしょうね。

 でも、当人の発言はいわゆる空気を読まない発言でもあるため、カチンと来る人も当然いる。そういう人たちが、反論として噛みつく。でも、論議の背景を見ると、書いた通りの解釈なので…

いや、コレってそういう話の趣旨じゃないよね?

となるわけです。

 だから、有吉さんのふるまいは称賛されてもいますが…。彼が一度はどん底を体験しているからこそ、余計にそういう振る舞いをしてるというのがある。実体験から、自分からワザワザ反感買うようなマネは損だし、バカだ。フワちゃんに説教した、というのもおそらくですが

お前、そういう態度でずっといられる程じゃねーだろ

という彼女への先行きも含めた評価があると思う。だから、今だけの態度はとるな、と。そういうものも含んでると思いますよ。

 トータルでの評価がどうなのか?という包括的な発想とか、そういう視点を持ってナルホドな…と参考にしたり解釈したりというのが正解じゃね?と思いますね。ひろゆきさんが言うように、私も仕事人として

遅刻しないが免罪符になる

と思いこむような輩は容赦なくダメ出ししますからね。本当の貢献とは、シッカリと自分のミッションを水準以上かつ迅速に達成することなのだから。
いぢょー。

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