渡辺たける

1991年3月生まれ。静岡県出身。明治大学商学部卒業。零細SI→出版エージェント→We…

渡辺たける

1991年3月生まれ。静岡県出身。明治大学商学部卒業。零細SI→出版エージェント→Web制作会社→AI会社勤務。モルック協会 渉外担当。林業屋の息子。

最近の記事

女性は未来を見ながら進み、男性は過去を見ながら進む。不機嫌なおじさんを笑わせたい。

僕の会社はシェアオフィスに入居している。そのシェアオフィス事業を展開している会社では、都内にいくつかシェアオフィス拠点を有しており、そこに入居している会員同士がゆるく繋がれるようなイベントを定期的に開催している。 先日はその流れで、有志で都内の某公園で7名ほどが集まってモルックをした。モルックがどんな遊びかを知らない人はぜひこちらのHPで参照して欲しい。 参加者メンバーは、まさに十人十色で業種や職種も違えば、年齢も異なり、20代から50代まで幅広い。全く見ず知らずの人と遊

    • 記号としての作業着とスーツ。僕たちは一体何に規定されているのか。

      仕事場における服装というのは、随分とその人のイメージを規定するのだなと感じたことが先日あった。 サムネは父からもらった作業着だ。この春、林業を扱った会社を立ち上げた。その起業祝いに身内にプレゼント用として作ったということで、漏れなく自分ももらった。このとき、僕はリモートワークで地元の静岡へ帰っていた。まだ4月の中旬で朝夜は冷える。上着として早速作業着に袖を通した。いつもジャケットかたまにスーツを来ている身としては、すごく新鮮な感じがした。何もしていないのになんとなく労働をし

      • 歌い手からアーティスト。アーティストから語り部へ。宇多田ヒカルの次元がさらに高まっていた。

        先日、宇多田ヒカルがCOUNTDOWNTVで24年ぶりに地上波で「First Love」を歌ったことがニュースになった。 日本が世界に誇る、誰もが知るシンガーの1人で、ネットフリックスで先の曲がモチーフになった時には、改めて聞き直したりもした。 当時15歳の鮮烈なデビューが今でも記憶にある大好きなアーティストだ。ここ数年前のLIVE映像を見た時には、当時のことを懐かしみながら歌い上げるような姿が印象的だった。 そして、先日は見た映像は、またそれとは異なる印象を受けた。懐か

        • リリックを考えていたら、プライベートも仕事も不安な感情だらけだった。

          僕はGREEN ASSASSIN DOLLARというトラックメーカーが好きだ。 元々、HIPHOPグループである舐達麻の音楽を聴くようになって、そのなかで「FEEL or BEEF」「BUDSMONTAGE」という曲との出会いがきっかけだ。あまりにも叙情的で、イントロが流れ出した瞬間、その世界にずっと浸っていたいと思う。何回でも聴きたくなるような曲だ。仕事の帰り道、休日の昼下がりの散歩、夜道だろうがなんでもシチュエーションがハマってしまう。 特にFEEL or BEEFの曲は

        女性は未来を見ながら進み、男性は過去を見ながら進む。不機嫌なおじさんを笑わせたい。

        • 記号としての作業着とスーツ。僕たちは一体何に規定されているのか。

        • 歌い手からアーティスト。アーティストから語り部へ。宇多田ヒカルの次元がさらに高まっていた。

        • リリックを考えていたら、プライベートも仕事も不安な感情だらけだった。

          出来立ては美味しくない料理、発酵食。

          「丁寧な暮らし」 その言葉を作るきっかけとなったのは、無印の存在も少なからずあるように思う。 ここのところ、家から近くにある無印良品の糠床を作って、漬物を作った。普段の平日は、作り置きの料理かもしくはスーパーの弁当しか食べないような自分が、こんなに手の混んだようにも見えることを作ろうと思ったのか。発酵という概念が面白いと思ったからだ。 糠床自体も、既に出来合いのもので、ジップロックのような袋の中に野菜を入れればそれで終わる。袋を開けるなり、むわっと匂いが立ち上がってくる。

          出来立ては美味しくない料理、発酵食。

          考えを発酵させる

          発酵食品が好きだ。発酵食品でよく食べるものといえば、納豆やキムチ、漬物、最近で言えば味噌汁。1人暮らしだから、味噌汁は箱で売られている出汁いりの味噌汁のパックで買ったものから、毎回大さじのスプーン1杯を掬い取り、コップに落とす。そして、スーパーで売られているフリーズドライされた味噌汁の具材を混ぜ合わせ、ポッドからお湯を注いで、お箸でかき回せば、あっという間にインスタント味噌汁の完成だ。 発酵そのもの自体に最近では興味が出てきた。それは、これまでどこでということでもなく頭の片

          考えを発酵させる

          作物の生育のように、自分の強みを剪定する。あるいはnoteのサンプリング。

          佐渡島さんのnote「「欠点」と「弱点」の違いと、それぞれの向き合い方」に触発されて、長所と強みの違いについて知りたくて、調べてみる。 chat GPTは言葉の差の説明が上手い。僕たちの言葉の持っている意味の理解の解像を高くしてくれる。 長所は元々性質や能力として備わっているのもので、組織や集団といった他社がいる状況の中で相対的に長けているもの。あるいは生存戦略の中で訓練され、洗練されたものを強みと呼ぶと理解した。 僕はサッカーが好きだ。最近面白いと思うことがある。J1

          作物の生育のように、自分の強みを剪定する。あるいはnoteのサンプリング。

          高め合える存在よりも補い合える存在を

          結婚観には多様な価値観がある。ある人は、お互いを高め合える存在として、交際相手を人生の伴侶に選ぶ。なぜだか、自分にはこの価値観に違和感を感じてしまう。それは何だろうと考える。本来的に、人間の性質には生存本能が働いて2人で成長し続けることが生存に繋がるからなのだと思う。また、成長するということ自体が、どこか一定時点でピークアウトしてしまうイメージを持ってしまう。 生きながらえていくために、自分の強みはもちろんだけれと、弱点と弱みを理解する必要がある。人間が1人の個体としては、

          高め合える存在よりも補い合える存在を

          ジュビロ磐田から見る文化的遺伝子の大切さ

          先日、サッカー日本代表のアジアカップの招集メンバーが発表された。オランダリーグで活躍している小川航基の代表入りだった。ジュビロを応援している身としては、彼の代表入りは我が事のように嬉しい。 日本代表関連では、ジュビロ磐田から、カタールW杯から定着している伊藤洋輝。そして、鈴木海音のU-23代表入り。 いずれも黄金期を作った名波、田中誠、一時期には中山雅史といった面々が見てきたメンバー。彼らが代表選出された選手達に与えた影響は図り知れない。 環境は人を作るというが、もう少し

          ジュビロ磐田から見る文化的遺伝子の大切さ

          2024年2月雑文。大阪の旅と味噌汁の月。

          2月10日。大阪観光を楽しんだ。小学生ぶりだから20年ぶりくらいだろうか。旅行そのものに興味がそこまでなかったのと、20代はお金がなさすぎて関西まで行く経済的余力がなく、関西に行けずにいた。 梅田、なんば、道頓堀、天王寺など大阪の主要スポットを1日で回った。 東京は近代的で洗練された街である感覚がするけれど、大阪は人の活気があって、東京よりも好きだと思った。色で表すと東京は青色のような寒色で、大阪はオレンジのような暖色。人との距離感が近い。 東京に住んで14年。違う文化に

          2024年2月雑文。大阪の旅と味噌汁の月。

          2024年3月雑文。

          うまくまとまらない内容をまとめないまま徒然に書いている。 3月1日(金)。等々力陸上競技場でジュビロとフロンターレの試合を見る。会社のMTGが終わり、すぐに最寄駅の武蔵小杉まで向かう。前回は、JRで来たが、今回は都営三田線から直通の電車に乗ってきたこともあり、出口に迷った。JR北口に出た矢先、試合会場までの直通バスの停留所が目に飛び込む。ぞろぞろと人がバスに乗り込む列に入ろうと試みるも、満員のため手前で切られてしまい、あえなく見送った。そのバスは直通の最終便だった。 すぐさ

          2024年3月雑文。

          2024年正月。祖母のいる伊豆下田へ。

          1月2日。母方のおばあちゃんに会うため、家族で伊豆下田へ向かった。道のりは長い。実家から車で4時間ほど。往復で8時間。途中でいつもよる浄蓮の滝の道の駅でわさびソフトを買って食べた。これを食べると今年も正月が来たと実感する。正月に餅は食べないが、自分の場合は、わさびソフトがその役目を果たしている。 末期ガンで臓器の多くに既に転移していると母から聞いて心配をしていたけど、元気だった。自分の残された寿命がわずかとわかりながら生きるという生活は、どんな感情だろう。 母方の叔父も交え

          2024年正月。祖母のいる伊豆下田へ。

          幸せの値段決めから始める、ワークライフバランス。

          自己理解について 多様性が当たり前のように使われると同時に年功序列制度、終身雇用の崩壊が音を立てて崩れた。 現代を生きる我々にとって、最も大切なことは何が好きで嫌いか、何が最も大切で、大切ではないか。こういった自己理解こそが、混迷の状況で生きていく重要な足掛かりとなると思っている。 選択について 選択について 選択するシーンについて考える。失敗はしたくないと思いつつ、失敗が1つもない人生はない。そうとなれば自分が納得できる選択をするしかない。 多様な価値観に触れ、自分は

          幸せの値段決めから始める、ワークライフバランス。

          2023年12月後半雑文。

          18日。 久しぶりに洋佑と飲んだ。過去から未来まで含めて話ができて、本当に楽しかった。 学生時代の友達とは、つい学生時代の話にフォーカスしがちだけど、意識は2人とも未来を見ていて、楽しかった。洋佑は外に矢印が向いていて、自分は内側に矢印が向いていて面白かった。 19日。 会社が入居しているシェアオフィスの会員限定のイベントで、はじめて東京ミッドタウンに行った。入館ゲートが最新のセキュリティ様式になっていて入館に苦労した。シェアオフィス入居会員に発行される時間制限付きのQRコ

          2023年12月後半雑文。

          2023年12月雑文。遺伝子にジーンとした話。

          12月11日(月)有給を取って、高速バスで2時間30分ほどかけて甲府へ行った。山々に囲まれ、東京のようなビル群が立ち並んでいることに慣れてしまった人間は、高層ビルやマンションがないことによる開けた感じ、開放感をこれでもかと感じる。 1日目。ほったらかし温泉へ行った。露天風呂から山梨市を高台から一望できる。東京ですら見れないこの絶景はお金に換えたらいくらするのだろうか。そんな雑念を湯に浸り溶かしていく。この日は12月にしては暖かく、露天風呂でも長く浸かれる良い天気だった。

          2023年12月雑文。遺伝子にジーンとした話。

          2023年11月雑文

          11月3週。 腹筋とスクワットを始めた少しだけお腹が凹んだ気がする。 朝か夜に一度ずつ毎日腹筋をやって体を温める。耐寒にもなるし、筋力もついて一挙両得だ。これまで週末にジムに行くタイミングで、週1の頻度でしかやっていなかった。一向にお腹は凹まない。ぽっこりと膨らんだお腹のへそがこちらを除いてくる。5分だけで良いと思って、トレーニングを始めた。私服でヨガマットなしで、フローリングに地べたで行う腹筋トレーニングだ。チョコザップと呼んでいる。我ながら良いネーミングだと思う。 11

          2023年11月雑文