上司と部下 お互いの誤解を解く~仕事をうまく進めるために

組織の一員として仕事をする以上、それぞれの立場で悩みは尽きないものです。

部下を持つ立場であれば

・思ったようなアウトプットが出てこない
・指示通りに動いてくれない
・言うことを理解してくれない  など

また部下の立場であれば

・なぜこの仕事をしなくてはいけないのか分からない
・上司の指示以外にも仕事があるのに分かってくれない
・やっていることを全て否定されている気がする  など

があるのではないでしょうか。

これらの悩みの原因は、お互いのコミュニケーション不足もさることながら、最大の原因は

『お互いの考える優先順位が異なる』

ことにあると私は考えます。

上司が考える優先順位は

・その仕事の規模・影響度・納期
・上位方針との関係性
・自分の評価への影響

などからきているのではないでしょうか。

また部下が考える優先順位は

・自分にとっての難易度(やりやすいか、やりにくいか)
・その仕事の依頼主との信頼関係度
・プレッシャー(遅れた場合、その仕事の依頼主から怒られる)

などからきていることでしょう。

つまり、優先度をつける際のベースとなる考え方がそもそも違うため、その結果としての優先順位は当然違ってくるのです。

しかし、お互いにその背景を知る由もないため、上記にあるようなすれ違いが生じてしまうのです。

ここで示した例はほんの一例ですが、こういったことが原因ですれ違いが起きている可能性があるということを念頭に入れておいた方がいいでしょう。

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