見出し画像

自己紹介+匿名で生まれる新しい親睦会の可能性を探求してみた

自己紹介って難しいですよね。初対面でオープンにしすぎると周りに引かれてしまうかもと思って、無難に旅行が好きとか読書が好きとかで終わってしまい、何にも印象に残らなかったりするとかがある。「バンドやってます」は言いやすいけど「アイドルオタクなので握手会が恋しいです」は言いづらいみたいな趣味嗜好格差なんかもある。

親睦会での自己紹介で大幅に手加減をしてしまったとしても、その後学校や職場で繰り返し会う中で少しずつ距離を縮めていって、少しずつ様子を見ながら自己開示していくことができれば良い。人によって仲良くなる段取りとかスピード感に差があって良い。

でも、会える機会が限られてしまいました。なんか工夫しないと、様子を見ることすらなかなかできないし、人によっては絶望的に距離が縮まらない。

自己紹介+匿名

そこで考えたのが「匿名自己紹介」というイベントです。

匿名だったら最初からフルオープンな自己紹介ができそうです。みんなが本心ではどんな自己紹介がしたかったのか、ラジオのお便りコーナーのように寄せられた自己紹介を順番に聴いていくだけでもきっと楽しい。みんなの反応がよかったら「実は私でした」と名乗り出ることもあり。うまくいけば、オンラインでも一気に距離を縮めることができるかもしれません。

でも、よく考えると匿名で自己紹介なんてしたことがないので、どんな感じのことをみなさん書くのかイメージが湧きませんでした。蓋を開けてみたら普通の自己紹介とそんなに変わらなかったなんてこともあるかもしれません。100人も集めて盛り上がらなかったら辛い。

そこで、まずはTwitter等で呼びかけて反応してくれた人たちだけでこじんまりと試してみることにしました。上記ツイートの反応がわりとよかったので。集まった自己紹介を紹介していく配信もしました。

実際に集まった自己紹介

実際に寄せられた自己紹介から「これは」というものをピックアップして紹介してきます。まずはこちら:

アニメ大好きです!今は約束のネバーランドにはまってます。敵役で髪の長い男子キャラを好きになりがちです。好きなアニメのキャラは鋼の錬金術師のエンヴィーや、アニメポケモンのロケット団のコジロウなどです。近頃は声優ネタも守備範囲に入ってきています。

具体的な作品名やキャラクターまで登場するオープンな自己紹介です。アニメ好きばかりだとわかっている懇親会でもなければ、ここまでの自己紹介はなかなかできないでしょう。何かしらの沼に深くはまっている人ほど、普通の自己紹介では出せないものを出そうという姿勢が見られました。

私のフォロワーにオタク属性の人が多かったのも大いにあると思いますが、こういう系統の自己紹介は結構集まりました。オタクどうしの出会いは匿名自己紹介で加速しそうな気がします。

同系統ですが、一味違ったのがこちらの自己紹介:

にょぽぽぽーい。
アニメ漫画好きです、後最近はYouTubeにどはまり。ボカロも大好きで、毎年ライブ行ってるほどです。
アニメ漫画は勿論、ゲーム実況とかボカロ好きな人なら話し合うと思うので、声かけてくださーい。よろしくですー。

せっかくの匿名自己紹介なのに、具体的な作品名などが全然出てこないのが特徴です。はっ!もしや冒頭の「にょぽぽぽーい」が何かしらの作品に由来していて、それに気付く同志に暗号メッセージを送っている高度な匿名自己紹介なのでは?と思って、1人盛り上がって元ネタを探そうとググったりもしたのですが、これという作品は見つけられませんでした。いや、そこまで見越した暗号だとしたらすごすぎるんですけど。

まあ、「にょぽぽぽーい」と切り出す時点で、普通の自己紹介ではありえないわけですけど。元ネタがないとしたらいったい何なんだ「にょぽぽぽーい」って。

最後は雰囲気が変わるこちらの自己紹介:

大体一人でいる時間が多くてもうなれてましたけど、連絡が少なくても信頼関係のある友達がほしいと思います。人は孤独なので、話をする相手が必要なんですよ。

こういうシリアスな自己紹介も最初からはあまりしないですね。なるほどなるほど。こういう人とだったら仲良くなれそうだと思う人もいると思うので、こういう人がいることが可視化されるのも匿名自己紹介のいいところかもしれません。

匿名自己紹介イベント

本来は、紹介される匿名自己紹介のそれぞれについてチャットなどでワイワイと感想を共有しあったり、意気投合した人どうしが少人数で話せるようにビデオ会議システムの別室にご案内したりする、本格的なオンライン懇親イベントを開催したかったのですが、今のところまだできていません。

このnoteを見た人の中で、匿名自己紹介イベントを開催しようと思ってくださる方がいてくれたらその経験談も共有していただけたらうれしいです。

この企画は対面懇親会でも同様に楽しめると思います。紙に書いた匿名自己紹介を箱かなんかに投函してもらって、それを読み上げていく感じですね。オンラインで楽しい企画はだいたい対面でも楽しいと思うので、対面で集まりづらい今はむしろいろいろな企画を開発するチャンスかもしれません。

有料おまけコーナー予告編

この続きの有料おまけコーナーには、実際に投稿された匿名自己紹介のすべてを見ることができる handsup! 上の会場へのリンク、その中で私がサクラとして投稿した自己紹介(2つ)を載せています。

ここから先は

378字

¥ 100

ここまで読んでくださってありがとうございます。サポートいただけましたら意欲ある学生を支援するのに使わせていただきます。