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4-4-2 の対決、ワンサイドアタックからの中への設計「町田ゼルビア×ファジアーノ岡山」

こんにちは!

遅くなりましたが、第19節岡山戦の感想を書きたいと思います!

~目次~
1.スタメンと配置
2.前半の振り返り
①フランクゾーンが見つからない
②ゼルビアらしい失点
③ワンサイドアタックからのゴールへの向かい方
3.後半の振り返り
①交代のメッセージ、ゼルビアの変化
②ポジトラからの得点

1.スタメンと配置

スタメンはこちらです!

2.前半の振り返り

①フランクゾーンが見つからない

立ち上がりはいつも通り「圧縮・ハイプレス・ワンサイドアタック」を前面に打ち出して進めました
一方岡山は、ボールをはじき返し、中盤でのセカンドボールので主導権を握ろうとしていました
しかし、前回私が名付けた相手最終ラインを押し下げることにより生まれる「フランクゾーン」が見つからない
彼が前向きでボールを握る時間がない
原因として、
・相手が中盤での奪い合いに優位
・相手最終ラインが高くできている
ということがあげられると思います
前節と違うのは、ジョン・チュングンがベンチスタートで、高さに強みを持つ中島スタートでした
富樫のパートナーが違うだけで、こんなにも印象が違うのか…
中島スタートの理由としては、町田が背後を意識することで、こちらの中盤も空いてしまいます
ボランチのスタートに井上がいなかったため、セカンドボールが拾えないことを想定し、中盤にスペースのない状態を生み出した???

②ゼルビアらしい失点

前半の失点シーンです
圧縮ハイプレスでセカンドボールをめぐって、トランジションが繰り返され、空いた逆サイドに展開
その後折り返しをシュート
防ぐには、「逆サイドをケアしましょう」なんですが、ゼルビア的には「仕方ない」と割り切る失点ですかね

③ワンサイドアタックからのゴールへの向かい方

ワンサイドアタックで、「サイドを抜ける!」
としたときの町田のゴールへの向かい方のキーワードは、
「追い越し・斜め」です

このときに顔を必ず出すのは、ロメロ・フランクです
彼のチャンスへの嗅覚と、体力はすさまじいです
また、絞っている逆サイドの選手も侵入し、2トップの一角まで入って3枚がゴール前に入ると、町田のチャンスとなります
SHに中島を起用する理由の1つにゴール前への侵入もタスクとして与えられているからではないでしょうか

3.後半の振り返り

①交代のメッセージ、ゼルビアの変化

後半に入ってしばらくして、富樫に変えて、ジョン・チュングンを起用しました
彼が入って、SB裏へのランニングが増え、相手SBをけん制することに成功しました
彼の良さは背後へのランニングです
前節の長崎戦のように相手を押し下げるシーン増えてきました
個人的には彼のスピードを生かしたプレーが好きなので、前半から見たかったですね

②ポジトラからの得点

増田のファインセーブもあり、押し返す展開が増え、ようやく同点ゴールでした
相手陣内でのポジトラから、交代で入った岡田が抜けて、中央に折り返してゴール
サイドで抜けると分かった瞬間の中央2枚のランニングは素晴らしいです
これで相手を押し下げ、空いたバイタルに流し込むだけでした
チームとしての約束事、クロスへの入り方の基本だと思いますが、それを徹底してやり抜けることは、育成年代の選手にもみてほしいです

今日はここまで!

別件ですが、8月のお盆の時期に町田のトレーニングを見学しようと思います!
もし、このブログを読んでいる方で、その練習に来ていただけたら、お話ししたいです!!!!
よろしくお願いします!!!

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