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大角武志のNOプラスチックでやってみた Vol.026 ~お茶屋さんでお茶を買ったことはありますか?~

前を通ると良い香りがする、日本のお茶屋さん。
先日、NOプラスチックでできることのひとつ、「お茶屋さんでお茶を買う」を実践してきました。
子どもの頃におつかいで行ったことはあるものの、「自分で選んで買う」なんてしたこともなく、ドキドキしながらの買い物となりました。

1.まずはマイお茶缶選びから

今回の初めてのお茶買いで選んだお店は、横浜市の伊勢佐木町にある「川本屋」さん。
安全・安心をモットーに、1897年(明治30年)の創業から100年以上続く老舗です。

さあ、早速お茶を選ぶ!・・・の前に、初めてなので、まずは容器選びから。
使い捨てない「お茶缶」こそ、昔からあるサスティナブルな仕組みではないでしょうか?
気に入ったお茶缶が見つかったので、仕事場用に1つ購入。

次回以降も、このお茶缶に新しい茶葉を入れ替えてもらいます。使い続けるのが、今から楽しみになってきました。

2.いざ、お茶選び!

お茶缶を購入したら、いよいよ茶葉選び。
お茶と言っても、どんな種類があるのかすらもわからない私。詳しいお店のご主人が一緒に選んでくれました。

まずは、健康茶か緑茶か?
健康茶とは、「チャノキ」ではない植物を原料とするお茶のことなのだそうです。
私は緑茶が欲しかったのでそう伝えると、次は渋みや香りの強さ、色合いなど細かな好みのヒアリング。
なんとなく答えていると、いくつか候補を挙げてくださいました。さすがお茶のプロ!

その中から私が選んだお茶は、「静岡煎茶(炭火茶)」。
炭火茶とは、火入れ工程で、ガスや熱風ではなく備長炭を使うものです。
通常のガスに比べると、1回に半分ほどの量しか仕上げられないそうですが、備長炭によってお茶本来の旨味や香りが引き出されるのだとか。生産者のこだわりや技が活かされる製法なんですね。
余談ですが、「火入れ」という言葉には思わず日本酒を思い出しました(笑)。

茶葉をマイお茶缶に入れるところも、お願いしてカウンターの中で見せていただきました。

実際に自分のお茶缶に入れてもらっているのを見ると、自分のお茶なんだと実感しますね。いつも以上に味わって飲もうと思いました。

3.おわりに

お話を聞いたり、お茶に詳しいご主人に一緒に選んでもらったり、工程を中で見せてもらったり...。
昔から続く人と人との買い物のやりとりも、実はとてもサスティナブルなものなのかもしれませんね。

NOプラスチックを実践すると、今までになかった新鮮な体験も増えるのが面白いところ。
このところはコーヒーばかり飲んでいましたが、健康のためにも緑茶も飲むようにしたいです。
マイお茶缶もこれからバンバン活用したいと思います!

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