19.クリスマスに西本願寺

 また大好きな町、京都を訪れた折には、何故かキリスト教のクリスマスの日に我が家の宗派である浄土真宗西本願寺様より「釋(しゃく) 値(ち)真(しん)」というありがたき法名を頂きました。
「入涅槃門値真心必獲於信喜悟忍」の一文から頂いたもので涅槃の門に入りて、真心に値へばかならず信、善、悟の忍を獲。大変難しいのですが、七高僧の一人、善導大師の明かされた教えを讃嘆されたものとのことです。
生きているうちに次の世の名前を知るのも不思議な気持ちですが、これも準備の一つと考えていたことです。

 次に癌治療費用と保険の備え方ですが、多くの補償があれば良いのでしょうが、毎月できる掛金には限度があります。癌に罹患してからでは遅いのですが、準備はそれなりに必要かと思います。高額な治療費が必要になったり、働けなくなって収入が減ったりすることもあります。
これらには国の公的保障や勤務先の制度を活用し、なお不足分等を預貯金や民間の保険でカバーすることになるかと思います。特に長期間にわたる治療への不安、先進医療、また自由診療などの選択肢を選ぶなら保険で補える必要を感じます。
詳細内容まで把握するのも難しいのですが、癌治療の最新動向に合っているかを確認しながら保険の見直しをすることも準備の一つかと思います。
私の場合はいくつかの癌保険に加入していましたが、整理のために一つを解約した途端に癌が見つかるという皮肉な状況で、私には金運というものはなさそうです。

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